関西スーパーマーケットを巡って争奪戦を繰り広げるエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と関西スーパーの連合と、それに待ったをかける首都圏地盤の食品スーパー、オーケー。舞台となる関西地区では「地元で固まって関東勢の進出を防ごう」という「関西モンロー主義」と、「商品が安く買えるスーパーがやって来るのは歓迎」と、新しもの好きの関西人気質を指摘する声など二分している。統合承認の臨時株主総会、29日に迫る
関西スーパーマーケットを巡って争奪戦を繰り広げるエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と関西スーパーの連合と、それに待ったをかける首都圏地盤の食品スーパー、オーケー。舞台となる関西地区では「地元で固まって関東勢の進出を防ごう」という「関西モンロー主義」と、「商品が安く買えるスーパーがやって来るのは歓迎」と、新しもの好きの関西人気質を指摘する声など二分している。統合承認の臨時株主総会、29日に迫る
新型コロナウイルスのワクチン特例承認取り消しをめぐる訴訟の第1回口頭弁論が12日、東京地裁であり、傍聴希望者や支援者らがマスクを着用しないまま庁舎内に入った。未着用者は数百人に上り、職員らが対応に追われ一時騒然とした。 建物を管理する東京高裁は掲示などで来庁者にマスクを着けるよう促しているが、強制はできず、未着用を理由に立ち入りを拒むこともできないとしている。 訴訟で原告側は「ワクチンの安全性の科学的証明がなされていない。マスクの効用も疑問がある」と主張し、ホームページ上で初弁論の傍聴に来るよう呼び掛けていた。 午後1時半の開廷に合わせ、裁判所の建物に入るための手荷物検査には長い行列ができた。1階ロビーやワクチン訴訟の法廷がある7階のフロアもマスクをしない人であふれかえった。
台湾周辺の上空で、台湾軍の戦闘機(下)に接近する中国軍の爆撃機=2020年2月10日(台湾国防部提供・AP) 台湾を巡る国内の議論が活発になっている。民主派を弾圧した香港問題で明らかになったように、中国は国際秩序に挑戦する姿勢を崩さない。これに対しバイデン米政権は対決姿勢を強めている。米国と同じ民主主義という価値観を共有する日本は、今後、台湾問題にどう向き合えばいいのか。岸田新政権にとっても喫緊の課題であろう。 今年5月まで、日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)で安全保障担当主任を務めた渡辺金三氏(元陸将補)に話を聞いた。彼は私の防衛大同期で、陸上自衛隊では情報畑を歩いてきた。ミリタリー情報の面から、複雑な台湾問題も読み解いてみたい。 軍事面の議論は深まっていない ――帰国後、あちらこちらに引っ張りだこみたいだね。産経新聞の1面トップ(今年8月7日付)で論考も発表したし。 渡辺 そう
かねて高いと批判されてきた銀行経由の送金手数料に変革の波が押し寄せている。10月から従来の枠組みの手数料を一斉に下げたほか、10万円以下の少額送金は無料化を視野に新たなインフラ整備を進める。フィンテックの台頭と脱現金の流れは、メガバンクをはじめとする銀行に、ほぼ50年間変わらなかった「金融のネダン」の再定義を迫っている。フィンテック企業が集積する東京・日本橋兜町の「FinGATE(フィンゲート
衆院は14日に解散して事実上の選挙戦に入る。政治に無関心とされる若者が、実は投票に行きたいと考えているという調査もある。世界に目を向けると、米国でトランプ前大統領が落選したように、先進国では過激な主張のポピュリズムは退潮気味だ。政権選択となる衆院選を前に、投票所に足を運ぶことの意味を考える。 「推し」に1票、政治動かそう 五野井郁夫 高千穂大教授 「政治とか選挙って難しい、自分には無理」などと思われがちだが、私たちは普段、趣味や食べ物などの好みを決める際に、とても繊細な取捨選択を真剣にしている。こうした行動と同じように投票先を選んだら、きっと楽しくなるはずだ。アイドルやアニメなどの好みを指す若者言葉で言い換えると、あなたの「推し」の政党や政治家を見つけてほしい。 「推し」選びの参考に先進国のトレンドを紹介すると、過激な主張のポピュリズムは退潮気味だ。昨年の米大統領選でトランプ前大統領が落選
国際通貨基金(IMF)は12日、最新の世界経済見通しを発表し、2021年の世界経済成長率は5・9%と7月の前回見通しから0・1ポイント下方修正した。新型コロナウイルス感染再拡大や、世界的な物価上昇(インフレ)により、多くの国で景気回復の勢いが鈍っているとし、「経済成長の下振れリスクは増大している」と指摘した。 国・地域別にみると、21年の成長率見通しは、感染力の強いデルタ株流行や、国際的な製品供給網の目詰まりによる高インフレの影響から、下方修正が相次いだ。米国は21年の成長率を6・0%と前回見通しから1・0ポイント下方修正。一方、バイデン政権が進める大型経済対策への期待から22年は0・3ポイント上方修正した。
財務省の矢野康治事務次官が月刊誌「文芸春秋」に寄稿した論文が波紋を広げている。衆院選を控えた各党の政策論争を「ばらまき合戦」などと批判しており、与党内からは不満の声も上がる。裏方であるはずの現職官僚トップは、なぜ異例の寄稿をしたのか。 「事前に麻生(太郎)前大臣の了解を取っており、私にも出版前に報告があって手続き面に問題はない」。鈴木俊一財務相は12日の閣議後記者会見で、矢野氏の寄稿に関する財務省としての見解を改めて示して、火消しを図った。 寄稿は8日発売の文芸春秋11月号に掲載された。「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』」と題して、10ページにわたって日本の危機的な財政状況を訴えている。
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