一定の違反歴がある75歳以上のドライバーに、免許更新時の「運転技能検査」(実車試験)が義務付けられてから半年がすぎた。受検者は9月末までに延べ3万2千人を超え、9割近い約2万8600人が合格した。5カ月先まで予約が埋まる会場もあり、混雑緩和へ円滑な運用が求められる。期限内に合格できず、免許を失った高齢者の移動手段をどう確保するかも課題だ。「ゆっくり曲がってくださいね」。10月中旬の午後、東京都
物価高の家計への風圧が強まっている。食品など身の回り品の店頭物価は11月に入って前年比6%上がり、約30年ぶりの伸び率になった。日常的によく購入する商品の値上がりは物価高の実感を強め、消費者は賃金が1割近く下がったと感じているとの試算もある。消費者の負担感を和らげるだけの賃上げが広がらなければ、景気の先行きへの懸念が強まる。日常的に手に取り、価格を意識しやすい商品が値上がりしている。ナウキャス
痴漢抑止バッジを手にする殿岡たか子さん(仮名)。会社員になった今も電車に乗る時はつけているという=東京都豊島区で2022年5月21日午後3時5分、国本愛撮影 女子高校生は折れなかった。あの卑劣な痴漢たちには負けないと。泣きながら登校した日も、家から出られない日もあった。でも、母と悩みながら考えた一枚のカードが救ってくれた。今、それは満員電車などで痴漢を遠ざけるための缶バッジに姿を変え、女子学生たちの身を守っている。【国本愛】 高校入学2日目、悪夢始まる 東京都在住の会社員、殿岡たか子さん(24歳、仮名)が初めて痴漢に遭ったのは2014年4月、高校に入学し2日目の朝だった。 登校するため東京と埼玉をつなぐJR埼京線の満員電車に乗っていると、誰かの手の甲がお尻に当たっているのに気づいた。 「偶然だ」。最初はそう思った。だが、やがて手のひらに変わって、お尻を上下になぞるようになり、最後はぐっとつ
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