7月に新ルールが施行された電動キックボードの交通違反が目立っている。都内の摘発は8月に600件を超え6月の1.5倍となり、歩行者が巻き込まれる事故も起きた。規制が緩和され気軽に利用できる一方、導入から3カ月が過ぎても交通ルールの浸透は半ばだ。警察やシェアリングサービス事業者は安全意識の向上策を急いでいる。10月、電動キックボードを貸し出す東京都渋谷区の駐車ポートには利用者が頻繁に訪れていた。
埼玉県虐待禁止条例改正案の取り下げを発表する田村琢実・自民党県議団長=さいたま市浦和区で2023年10月10日、増田博樹撮影 小学3年生以下の子供の放置を禁止する埼玉県虐待禁止条例の改正案について、県議会に議員提案した自民党県議団は10日、議案の取り下げを決めた。6日に県議会の委員会で賛成多数で可決されてから、わずか4日での撤回劇。一体、何があったのか。 取り下げ方針の決定を受けて自民県議団が10日、県議会で開いた記者会見。団長の田村琢実県議は「県民、国民の皆様から大きな不安の声、ご心配をたまわっている。心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。その上で、安全配慮義務が果たされていれば虐待ではないとの説明が不足していたとの認識を示した。 改正案は、送迎バスや自家用車内に子供が取り残されて死亡する事件が相次いだことを受けて、自民県議団が開会中の9月定例会に提案した。
全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は10日、全国の銀行が銀行間の送金に使う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」で同日朝から不具合が発生したと発表した。この影響で、三菱UFJ銀行など11行で他行宛ての振り込みなどができなくなった。全銀ネットによると、一般の利用者に影響がある障害が起きたのは1973年のシステム稼働開始以来、初めて。影響を受けた取引は少なくとも約140万件に上るといい、同日夜時点で復旧のめどは立っていない。 11行は三菱UFJ銀のほか、りそな銀▽埼玉りそな銀▽関西みらい銀▽山口銀▽北九州銀▽三菱UFJ信託銀▽日本カストディ銀▽JPモルガン・チェース銀▽もみじ銀▽商工中金――で、他行宛てや他行からの振り込みができなくなった。11行は、他行宛て振り込みなどの受け付けを停止。受け付け済みの振り込みについては、データを直接やりとりするといった代替手段で処理を進めた。
旧統一教会への調査に関わる宗教法人審議会。手前に審議会の委員、奥に文部科学省幹部らが並ぶ=東京都千代田区の文化庁で2023年9月6日、前田梨里子撮影 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令請求を巡り、文部科学相の諮問機関「宗教法人審議会」の委員の一人が毎日新聞の取材に応じた。現政権が臨時国会や衆参補選を控えた時期に請求し、教団への毅然(きぜん)とした姿勢を示す狙いがあるとされることについて「解散命令は宗教法人に対する『死刑宣告』であり、請求は慎重な手続きを踏むべきだ」と指摘。請求自体は妥当との見解を示しつつ、「政治日程に左右されては困る」と政治的意図が絡むことに懸念を示した。 宗教法人審議会の委員が今回の解散請求を巡り、メディアに見解を明らかにするのは初めて。政府は12日に開く審議会の意見を聞いて、13日にも東京地裁に解散命令を請求する方針だ。 文科省の外局・文化庁は昨年11月、岸
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