次期首相に就任する自民党の石破茂総裁は、衆院選について「10月15日公示、27日投開票」の日程で行う方針を固めた。9月30日に衆院解散の意向を表明する。党幹部が29日、明らかにした。臨時国会を召集し、10月9日にも衆院を解散する方針だ。派閥の政治資金パーティー裏金事件の逆風や、早期の衆院解散を求める党内の声を踏まえ、政権浮揚が見込まれる新内閣発足直後の解散が望ましいと判断した。
ホテル「ベッセルイン札幌中島公園」の朝食ビュッフェで提供されている盛り放題のイクラ。北海道内のさまざまなホテルで同様の取り組みが行われているという=札幌市中央区で2024年9月11日午後0時20分、谷口拓未撮影 山盛りにできるイクラで作るオリジナルの海鮮丼、目の前で焼き上がる北海道産和牛ステーキ……。札幌市の繁華街・ススキノにあるビジネスホテルの朝食会場の光景だ。物価高の今、ホテルからは「もうけがない」という本音も漏れるが、朝食を巡る負けられない戦いがあるという。 豪華な朝食を振る舞う動きは、全国各地で活発になっている。リゾート地や温泉地だけでなく、市街地に立地するビジネスホテルも例外ではない。観光地である札幌はその中でも「朝食激戦区」だといい、各ホテルがしのぎを削っている。 「チキンレース? 仮にそうだとしても、降りるわけにはいかない勝負なんです」 朝食が人気のホテル「ベッセルイン」など
男性助教が1人で研究する部屋。暖房はなく、私費でヒーターを置いた。段ボール箱には、かつて指導した学生が作製した実験試料が保管されている=札幌市北区で2024年3月、鳥井真平撮影 頭に浮かんだのは、いてつく冬のオホーツク海だった。 北海道大理学研究院の40代の男性助教は2022年4月から、化学部門の建物の一室でたった1人、研究を続けている。 部屋の広さは36平方メートル。実験するには十分だが、備えつけの暖房がない。外気が直接入りこむ通気口があり、冬は氷点下の冷気が押し寄せる。 大学が教員一般に支給する経費が男性には支払われていない。電源延長コード、インターネット用の機材、実験試薬を運ぶ台車、実験ノート……。全て私費で買いそろえた。3台のオイルヒーターも自腹だ。 部屋「期限」に追い詰められ 男性は無期雇用の教員だ。本来なら任期を気にせず研究を続けられる身分。ところが21年8月、部屋の使用を「2
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