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2011年6月13日のブックマーク (5件)

  • 「やることリスト」に基づく見積もり手法

    業務としてソフトウェアを開発するならば、工数の見積もりは避けては通れない。見積もりは、ソフトウェア開発プロセスのはじめの一歩に過ぎないが、その成否はプロジェクト全体の命運を握ることになる。プロジェクトに焦燥と混乱をもたらすことなく、堅実に開発を進めていくためには、正確で具体的な見積もり手法が求められる。 良く知られた見積もり手法の1つに、ファンクションポイント法がある。外部との入出力に着目して、ソフトウェアの機能から工数を見積もるファンクションポイント法は、有効な見積もり手法である。 だが、実際のソフトウェア開発の現場では、ファンクションポイント法で見積もりを行っているケースは多くはない。その原因の1つには、ファンクションポイント法を使うためには、入出力を定めたモデルの作成や、ポイントの計算方法など、専門的な知識と技能が必要なことが挙げられる。 小規模なソフトウェア開発では、見積もりのしや

  • 見積り精度向上という矛盾 - 酔狂人の異説(新館)

    カレーなる辛口Java転職日記」に@ITの記事の批判があり、その中に見積りに関するものがあった。 この書き方だとカンで見積もる方式よりも、より高い精度で予測できる工学的手法が存在するかのように見える。しかし、現実には未だに「精緻に見積もる工学的手法」などというものは実用化されていない。また近い将来においても実用化される可能性もまずない。 見積り精度を向上させようとすることは、ソフトウェア開発においては、質的な矛盾を抱えている。見積り精度を向上させるには、「同じものを同じやり方で作った、精度の高い多くのデータ」が必要になる。だが、「ソフトウェア開発はハードウェアにおける設計」であるから、まともな技術者、まともな組織なら、同じものを開発したりはしない。「同じものを同じやり方で作った、精度の高い多くのデータ」が得られない以上、見積り精度の向上は質的に無理がある。 完全に同じではない類似度

    見積り精度向上という矛盾 - 酔狂人の異説(新館)
  • @IT:人月での見積もりがエンジニアをダメにする(後編)

    IT業界に巣くう大問題 人月での見積もりがエンジニアをダメにする(後編) 馬場史郎(グローバル ナレッジ ネットワーク) 2002/8/9 何げなく聞く“マンパワー”という言葉の裏に、ITベンダをむしばむ“人月問題”が横たわる。日IT業界に深く根を張ったこの問題が、エンジニアをダメにすると筆者はいう。人月問題とは何か、そしてそれを改善する方法とは? 人月提示と同じように、ユーザーが要求するものがある。それが「体制図」だ。望むシステムができればよいはずだが、ユーザーがこの体制図をベンダに要求するのはなぜだろうか? 実は、これも提案システムの開発可能性を判断する目安となっているためだ。これもベンダが自信を持って自分たちのやり方をユーザーに説明すれば、納得してもらえるはずだ。要はこの人月の提示も体制図の提示も、極論をいえば「ベンダの力のなさ故の逃げか、これまでの商習慣」でしかない、と筆

  • @IT:人月での見積もりがエンジニアをダメにする(前編)

    IT業界に巣くう大問題 人月での見積もりがエンジニアをダメにする(前編) 馬場史郎(グローバル ナレッジ ネットワーク) 2002/8/2 何げなく聞く“マンパワー”という言葉の裏に、ITベンダをむしばむ“人月問題”が横たわる。日IT業界に深く根を張ったこの問題が、エンジニアをダメにすると筆者はいう。人月問題とは何か、そしてそれを改善する方法とは? 筆者が現役のSEだったころ、“マンパワー”という言葉に抵抗があった。現在でもこの言葉に抵抗がある。IT業界では、プロジェクトを手掛けるときなどに「マンパワーが足りない」とか、「マンパワーは十分だ」という場合がある。その“マンパワー”という言葉だ。そうした言葉を聞くと、往々に「SEはスキルではなく頭数だけが問題とされている」ような気分となる。 さらに、プロジェクトでは「このプロジェクトは30人月掛かります。従って3000万円となります」

  • Galaxy S IIの薄さ8.9mmはこうして実現した

    ※クリックして拡大 Galaxy S IIは前作Galaxy Sから厚さが1mmも減らされています。モバイル業界では端末の厚みを0.1mm減らすことは計量を控えたボクシング選手が体重を1g減らすことと同じくらい大変なことだということなので、よくわかりませんがまあものすごく大変なことなんだなぁということは何となく分かります。 そもそもGalaxy S IIの部品は800余りにもなるそうで、これら大量の部品を厚さ1cmにも満たない(8.9mm)ボディーの中にどのように閉じ込めているのかということには、興味をそそられます。これについて、韓国のメディアがサムスン電子の協力を得てGalaxy S IIを分解し、主要部品のそれぞれの特徴を調べたそうです。 薄さの秘密 【その1】ガラス基板や補強材等のディスプレイ部品の厚さが減少し、Galaxy SのSuper AMOLEDから10%以上薄くなった。(画

    Galaxy S IIの薄さ8.9mmはこうして実現した