タグ

2015年2月2日のブックマーク (1件)

  • 四端説 - Wikipedia

    四端説(したんせつ)は、性善説を唱えた戦国時代中国の儒家孟子の道徳学説。四端とは、惻隠(そくいん)、羞悪(しゅうお)または廉恥(れんち)、辞譲(じじょう)、是非(ぜひ)の4つの感情の総称である[1]。 概要[編集] 『孟子』公孫丑章句上篇によれば、孟子は、公孫丑上篇に記されている性善説の立場に立って人の性が善であることを説き、続けて仁・義・礼・智の徳(四徳)を誰もが持っている4つの心に根拠付けた。 その説くところによれば、人間には誰でも「四端(したん)」の心が存在する。「四端」とは「四つの端緒、きざし」という意味で、それは、 「惻隠」(他者を見ていたたまれなく思う心) 「羞悪」(不正や悪を憎む心)または「廉恥」(恥を知る心) 「辞譲」(譲ってへりくだる心) 「是非」(正しいこととまちがっていることを判断する能力) の4つの道徳感情である。この四端を努力して拡充することによって、それぞれが仁