9月も終わり。気がつけばあんなに賑やかだった蝉の声も聞こえなくなり、すっかり涼しくなりました。 最近、社内外で人と話す機会が増えてきました。そんな折、議論やアイディエーションにおいて「点」と「線」を意識するようにしてみたところ、諸々の整理がしやすくなったと感じたので、その話を書きます。 「点」と「線」ところで「点」と「線」はいろんなところで出てくるメタファーです。 「点」が「経験」を指すケースでは、Steve JobsのConnecting the dotsの話が有名です。こちらは「線」を最初から描くことはできず、過去を振り返って初めて見えるものだから、一つ一つの「点」を信じて大事にしようという話でした。 今回はその意味ではなく、議論における「点」と「線」話です。「点」は個別の問題や短期的な対策を指し、「線」はその長期的な状況や影響を指しています。 議論においては、個別の「点」の議論に終始