海上コンテナ輸送では、コンテナによる一貫輸送システムを円滑に運営するために国際的に規格化されたコンテナが必要とされ、そのために国際標準化機構(International Standardization Organization)- ISOにより寸法、強度、外形などが規格化されています。 コンテナの形状は、その使用目的・構造から次のように分類されます。 ドライコンテナ(Dry Container) ドライコンテナは最も普及している一般的なコンテナで20ftと40ftの2種類があります。40ftドライコンテナには、高さの高いハイキューブコンテナと呼ばれる種類があり、海上輸送コンテナの主流となっています(※)。外板はスチール製ですが、床面にはクロスメンバーと呼ばれる骨材の上に合板が敷かれています。それ故、重機を使っての荷役や重量物輸送には細心の注意が必要です。 ※45ftのコンテナも存在しますが