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philosophyとBuddhismに関するtaketsのブックマーク (2)

  • 「と」の字問題 - 恐山あれこれ日記

    「一度訊いてみたかったんだが、君はハイデガーをどう思う?」 「お世話になった」 「あはははは。なるほどね」 「一方に『存在と時間』があり、他方に『正法眼蔵』「有時」の巻があるんだから、何か言いたくなる気持ちはわかるがな」 「どんな風に読んだ?」 「最初は高校生の時。『存在と時間』をクラスメートが読んでいて、流し目で『知っているか?』と訊かれ、つい見栄を張って『知ってる』と言ってしまい、読む羽目になった」 「じゃ、『眼蔵』を初めて読んだのと同じころなのか?」 「そう。1年くらいの差しかない。でも、印象は強烈だったな。両方とも、まるで、皆目わからない。しかし、自分にとって決定的に大事なことが書いてあることだけ、わかる。無理した後遺症は大きかった。これをきっかけにおっかなびっくり他の哲学書にも手を出し始めたのだが、最初の一冊のダメージはケタが違ったよ。」 「その後は?」 「大学に入ってから1度、

    「と」の字問題 - 恐山あれこれ日記
  • 恐山あれこれ日記: 女王の、「ありのまま」の、絶望的孤独

    女王の、「ありのまま」の、絶望的孤独 何分にも流行に疎いので、「ありのままで~~」とか「アナ雪」とかいう声があちこちから頻繁に聞こえていた頃は雑音同然だったものが、記録的興行成績をあげ、今もそれを更新し続けているアニメーション映画の主題歌とタイトルであると、最近ようやく知りました。 さらについ先日、主題歌の全体を聞く機会があり、興味を持ってストーリーの粗筋を読んでみたら、これがまた、時々「自己啓発」系や「人生訓」系の書物に出てくる、「ありのままでよい」という類の安直な主張を考え直す上で、格好の材料だと思いました。 まず第一に重要なのは、「ありのままである」ことは欲望であって価値ではない、ということです。それは基的に、「ありのまま」であろうとする人ではない他者に承認されたり共有されたりすることではありません。つまり「ありのままであるべき」とは、原理的に言えないのです。 なぜなら、もし他者

    恐山あれこれ日記: 女王の、「ありのまま」の、絶望的孤独
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