中教審が開かれ、学習指導要領改訂について諮問がありました。いよいよ議論が始まります。諮問にないことは基本的に議論の内容として扱われないので、どのように書かれているか、きちんと読みたいと思います。諮問の中では「柔軟」という語が5回、「生成 AI」が7回使われています。意識が向いていることの表れでしょうか。 www.mext.go.jp 諮問の後半に検討の柱として次の4点が挙げられています。 より質の高い、深い学びを実現し、資質・能力の育成につながると同時に、分かりやすく、使いやすい学習指導要領の在り方 多様な個性や特性、背景を有する子供たちを包摂する柔軟な教育課程の在り方 これからの時代に育成すべき資質・能力を踏まえた、 各教科等やその目標・内容の在り方 教育課程の実施に伴う負担への指摘に真摯に向き合うことを含む、学習指導要領の趣旨の着実な実現のための方策 これらの柱立ての背景となる課題意識