書籍『「言葉にできる」は武器になる。』が8月29日、日本経済新聞出版社から刊行された。著者は、日本コカ・コーラのジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」など多くの広告を手掛けるコピーライターの電通・梅田悟司氏。一生モノの「言葉にできる力」を誰もが手にすることができる方法を体系化して紹介している。 言葉には、通常私たちが言葉として認識している「外に向かう言葉」の他に、「内なる言葉」が存在している。「内なる言葉」とは、自分の感情や考えなど頭の中に生まれている言葉のこと。著者は、「内なる言葉」の存在に気付き、磨くことの重要性を指摘している。 本書では、「心に響く言葉」「人が動きたくなる言葉」を紡ぎ出すプロセスを、具体的に、詳細に示している。いわゆるハウツーもの本とは一線を画しており、手元に置き何回もページを繰り実践することで、自分の言葉を創造していくことができる秀逸な一冊となっている。 【目