日本の食の安全性は世界的に見ても高く、そのおかげで私たちは安全な食事を毎日食べることができていますが、一方で安全性の面から消えていく食文化もあります。 記憶に新しいのがレバ刺しではないでしょうか?レバ刺しの提供が禁止されたのは2012年の7月からで、もうすぐ5年が経過します。私もレバ刺しは大好きだったので、当時はかなり残念な気持ちになったのを覚えています。禁止された理由は牛の生レバーから高確率で病原性大腸菌O-157が検出され、これらを殺菌する有効な方法がないため、安全性確保の点から全面禁止されたという経緯です。当時は消費者の自己責任で食べるか食べないかを選択すれば良いという意見が多かったようです。個人的には、生命にかかわる有害事象が生じうる可能性がある以上、禁止はや仕方ない措置だと思います。現在、残された生食可能な食肉には主に牛ユッケ、馬刺し、鳥刺し、馬レバ刺し、鳥レバ刺しがあります。し