日本サッカー協会の1級審判員、そして国際審判員としても活躍して来た松崎康弘氏によるサッカーレポート 『ゴール!』 今回はサッカー・ワールドカップの最終予選UAE戦での思わぬ敗戦。誤審か?と騒がれた試合を審判の目線で解説する。 UAE戦の審判をみて 2016年9月1日(木)、FIFA ワールドカップ・ロシア2018最終予選@さいたまスタジアム。相手は、UAE。2014年のアジアカップ準決勝、PK戦で敗れたとはいえ、FIFAランキングでは日本が格上。しかもホームで、安心して試合観戦かと思いきや、結果はそうでなかった。 後半32分、浅野拓磨の“あのシュート”がゴールインとされなかったことをはじめ、主審の判定には多くの不満が噴出。一方、しっかりと得点していればとの日本代表への辛口な意見。WC予選初戦で注目の試合に敗れたこと、主審が得点を認めなかったことも一因で、世の中にはさまざまなコメント、記事が
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