タイの首都バンコクで、国家警察本部前を警備する軍の兵士たち(2014年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOPHE ARCHAMBAULT 【8月27日 AFP】タイで王室を侮辱したとして不敬罪で数年間、服役していた女性3人が27日、王室の恩赦で釈放された。同国の人権団体「Thai Lawyers for Human Rights(人権のためのタイ人弁護団)」に所属する弁護士がAFPに明かした。 タイの不敬罪は世界でも最も厳しい類いの内容で、王室に対する批判とみなされたどんな場合にも、最長15年の禁錮刑が科せられる。2014年に「王制護持」を掲げる国軍がクーデターで政権を掌握して以降、不敬罪の適用が急増し、これまでに60人以上が裁判にかけられており、その大半は軍事裁判所によるものだ。また不敬罪が適用される範囲の解釈も広がっており、昨年12月には国王の飼い犬について皮肉を投
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