歌声合成ソフト(ボーカロイド)として記録的なヒットを飛ばした「初音ミク」が、8月31日で発売2周年を迎えた。そして同日、そのマイルストーンというべきライブイベント「ミクフェス '09(夏)」が、東京・新木場にある「STUDIO COAST」で開かれた。 出演アーティストは、Supercell、livetune、doriko、OSTER project、19's Sound Factory、デッドボールP、鶴田加茂(ika)&MOSAIC.WAVといった、初音ミクファンにはなじみ深い、超有名曲の作り手たちだ。ステージには初音ミクも登場して、約3時間に渡って2300人のファンを熱狂させた。 実体を持たない「電子の歌姫」がどうやってライブに出るのか? そこは誰もが気になるところだろう。早速、会場の様子をレポートしていきたい。 会場入り口と物販スペース
仮想アイドルに少女のような声で自由に曲を歌わせることのできる音楽ソフト「初音(はつね)ミク」が、音楽シーンに小さな変化を生んでいる。 ミクを使った無名の作者たちの曲が、インターネットの動画投稿サイトで人気を呼び、CD化されるケースも出ている。 このうちの1曲、卒業前の切ない思いを歌った「桜ノ雨」は、全国の学校から「卒業式で歌いたい」と申し出が殺到、今春の卒業式シーズンには全国80校以上で合唱される見通しだ。 −教室の窓から桜ノ雨 ふわりてのひら 心に寄せた みんな集めて出来た花束を空に放とう−− 千葉県八千代市の八千代松陰高の体育館で24日開かれた卒業記念コンサート。全校生徒約2000人と一緒に壇上で歌うのは、この曲で昨年11月にメジャーデビューを果たしたバンド「absorb」(アブソーブ)の3人。リーダーの森晴義さん(27)は「1年前はこんなことになるとは思いもしなかった」と振り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く