五年目ラノベっぽいの作家です。 (本人はジュヴィナイルくらいのつもりなんですけど面倒なのでそう名乗ることにしました) 時間が空いたのでメモ書きみたいなのをします。 文章を書いてデビューして商業で食べていくために、まずは第一に作品を書き上げ、それを続ける能力が必要だというのはよく言われる通りです。速度と持久力。文章書きとしての体力です。これは本当に先人の言う通りです。 しかし、もうひとつのそれと同じくらい重要な部分には十分な指摘がないように思います。この記事はそれについてのメモです。 その重要な能力というのは「まあよかんべ力」です。 別称妥協力です。 別称のほうが普通っぽいじゃねえか。 日本社会では職人が尊敬を集めるために、妥協というのは悪であるかのように受け取られがちです。作家という職業は良くも悪くもクリエイター(職人とアーティストの間にある幅の狭い所に住む妖怪の一種)だと思われているらし