国会では「戦闘行為」や「共謀罪」をめぐって答弁が迷走する稲田朋美・防衛相と金田勝年・法相が野党から辞任を要求され、文科省では高級官僚の天下り腐敗が表面化、さらに安倍晋三首相にも昭恵夫人が名誉校長を務める私立小学校への国有地格安売却という疑惑が発覚した。
東京都足立区に暮らす夫婦は、3歳の次男をウサギ用ケージに監禁し、殺害。夫婦は長男や長女とともに森へ行ってその子の遺体を埋めた。その翌日、夫婦は家族で東京ディズニーランドへ遊びに行き、約1週間後には6番目の子供を出産した――。 このように事件のあらましを書けば、どうしてこんな鬼畜のような夫婦が存在するのかと思うはずだ。普通であれば、どちらか一方が子供の虐待を止めるのではないか。あるいは、祖父母や叔父叔母が介入するのではないか、と。 だが、そうしたセーフティーネットが機能しないからこそ、凄惨な事件が後を絶たないのだ。 日本小児科学会の「子どもの死亡記録・検証委員会」の発表では、虐待で殺されている子供の数は、推計で約1日1人にのぼるという。ニュース報道においても、毎月のように凄惨な虐待事件が報じられている。 どうしてこのような「鬼畜夫婦」は生まれるのか。 私は『「鬼畜」の家~わが子を殺
林修が考える、若いビジネスマンの働き方 「若いうちはある程度ムチャをしないと伸びないというのも一面の真理」 著書『林修の仕事原論』(青春新書インテリジェンス)で、自身の働き方に対する考えを表している林先生。最近の若い世代の働き方については、どのように考えているのでしょうか。お話を聞きました。 天ぷらの名店「みかわ」のご主人の言葉に首肯 「若い頃に休みなく働いた経験はありますか?」 天ぷら屋さんやお鮨屋さんに行って、「このご主人は仕事ができるな」と思ったら、必ずそう訊きます。 すると、大抵、「ある」という答えが返ってくるんです。「休みなんかまったく取らなかった。365日、仕事にどっぷり浸かってどこまでできるか。今はとてもできないようなムチャをしていましたね」と多くの方がおっしゃいます。 天ぷらの名店「みかわ」のご主人は、こんなことをおっしゃっていましたよね。 「仕事を覚えにいくん
人生訓めいた題名を戴いたばかりに、実人生も試練にさらされたわけでもなかろうが――。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で新垣結衣(28)と共演、人気が弾けた星野源(35)だが、その間、両親はジャズ喫茶を畳んでしまっていた。恥を忍んで逃げたのか? 逃げてなにかの役に立ったのか? *** なにしろ、この秋から各局が繰り広げた連続ドラマの視聴率鶏(チキン)レースで、「逃げ恥」は、初回の10・2%が、第10回には17・1%にまで上昇。比例して星野人気も上り続けたのだが、ただし、シンガーソングライターや物書きでもある星野は、ここ数年はそれなりの売れっ子であった。 「2010年に放送されたNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』に、源くんが出演しているのに気がつき、それを伝えると、おかあさんはうれしそうに“おかげさまで”と言っていました」 そう語るのは埼玉県蕨市のとある住人。実は、星野の両親は
女性活躍社会を公約に掲げる安倍政権。しかし、その実現は…。野田聖子議員、金子恵美議員、山尾志桜里議員、三原じゅん子議員が行なった放談では、矛盾を指摘した。 * * * 野田:女性の活躍って安倍首相があれだけ言っているのに、そのおひざ元で女性をたたくのよね。11月16日の自民党の部会合同会議がいい例。あれ、びっくりしたでしょ。 山尾:クオータ制度(議員の男女割り当て)の議論ですよね。政治における男女平等を実現するために、候補者や議員などの一定数を女性に割り当てるシステム。 三原:日本は、世界平均の22%を大きく下回り、先進国で最低水準にあります。 山尾:衆参合わせた日本の国会議員717人中、女性は94人。全体の約8分の1です。半々を目指さないと。 野田:いや、その部会ではクオータの議論までいけなかった。やろうとしたのは、男女共同参画の法案。 山尾:あ、そこにさかのぼってみた
「まさか私が出所した翌日の未明に、国会でIR法案(カジノを含む統合型リゾート整備推進法案)が成立するとはね。よくできた冗談かと思いました」。そう話すのは、2011年11月、特別背任で逮捕された井川意高(もとたか)・大王製紙元会長(52)。カジノで106億円を失った男は、なぜか日本カジノに悲観的なのであった。 *** 井川氏は、カジノで作った借金を返済するため、関連会社から巨額の資金を不正に借り入れた。13年7月、懲役4年の刑が確定。3年2カ月服役し、16年12月14日に仮出所したのだ。以下は、井川氏の話である。 「塀の中にいる時は、差し入れなどで届けられる本や雑誌を仕分ける図書工場で作業していました。担当刑務官や受刑者仲間にも恵まれ感謝しておりますが、法案に反対、ギャンブル依存症の根絶を掲げる団体などからの面会の申請には困惑しました。私は元々、法案に反対する人々に批判的なので、彼らに
東芝が経営層から一般社員までを対象に実施したアンケート結果が社内で大きな話題になっているという。 「昨年度に比べて会社の組織風土は改善してきたか」という問いに対して、そう思うと回答した人の割合はマネジメント層で67%だったのに対し、管理職層で51%、非管理職の役職者で38%、一般社員で30%にとどまったというのだ。 東芝は2015年に巨額の会計不正が発覚したが、経営トップが発してきた「チャレンジ」という言葉を受けて、様々な部門で利益のかさ上げが行われていた。その「組織風土」が現場に近いほど、今になっても「変わっていない」と捉えられている、ということだ。社内改革の旗を振って来た経営層と、現場との認識ギャップがあまりにも大きい事に、経営幹部の間では衝撃が走っているという。 東芝がこのタイミングでアンケートを実施したのは、「組織風土は大きく変わった」という事を対外的にアピールするためだった
在日米軍の駐留経費を肩代わりしてきた日本政府の「思いやり」。来年、トランプ米大統領が誕生したら、さらなる膨張を遂げるのだろうか。 「米軍から見れば日本は天国なんですよ」 11月20日、東京工業大学で開かれたドキュメンタリー映画「ザ・思いやり」の上映会に出席したリラン・バクレー監督は、流暢(りゅうちょう)な日本語で訴えた。 ●基地の外でも思いやり 神奈川県の厚木基地近くに住むバクレー監督。イラク戦争をきっかけに米軍の海外展開に疑問を抱き、3年がかりで在日米軍の内実を調べた。特に奇異に感じたのは、日本政府の「思いやり予算」を始めとする在日米軍駐留経費の肩代わりだ。 「ザ・思いやり」は、バクレー監督が神奈川や沖縄を訪ね、米軍基地内の軍事施設だけでなく、ゴルフ場や学校、住宅などの整備も日本側が負担している実態を報告。日本政府の「思いやり」が基地の外に及ぶことも指摘する。例えば、神奈川県逗
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