見るものを圧倒するマーシャルの壁! 実際に鳴らされているのはこの中の2台! 来日公演のステージには、31台のヘッド(!)と16台のキャビネットが用意されていた。写真はステージ上手(イングヴェイ立ち位置)側のアンプの壁である。結線はされていないが、31台すべてが通電されており、スタンバイ状態になっていた。 Marshall 1959SLP メイン・アンプは100W出力のリイシュー・モデル、1959SLPを使用。ドライ・サウンド用だ。背面のシリアルから1993年5月製造の個体と推測される。 インプットはHIGHの1を使用。各ツマミの位置は、LOUDNESS1がフル、TREBLE、MIDDLEが共に12時過ぎ、BASSゼロ、PRESENCE1時で、おそらくストラトのハイ・ミッドを意識したセッティングだと思われる。 また、側面には大量のピックが刺さっていた。イングウェイは頻繁にピックを交換するため