あなたは漢字の「とめ・はね・はらい」が不十分だと減点された経験がありますか? 実はこうした漢字の字体・字形について近年、文化庁が「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」との指針を発表し、話題になっています。文化庁と長野県教育委員会に詳しく聞きました。 「木」という漢字、真ん中の縦画の最後がはねるのは誤り? 学校のテストなどでありがちな漢字に関する減点。例えば「木」という漢字の真ん中の縦画の最後ははねるべきか、はねないべきか――。「くにがまえ」はきちんと全ての角が閉じていないといけないのか――など身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。 こうした漢字に関する問題については文化庁も把握しており、「手書き文字と印刷文字との違いが理解されにくくなっている」「文字の細部に必要以上の注意が向けられ、本来であれば問題にならない違いによって、漢字の正誤が
![漢字「とめ・はね・はらい」で減点はおかしい? 文化庁「骨組みが同じなら誤っているとはみなされない」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eddd5112b0ff24a75b5a7b474ddc9993a19eacc1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F1803%2F13%2Fcover_news090.jpg)