ラオックスは3日、秋葉原にある旗艦店「ザ・コンピュータ館」について、店舗を売却し、閉館することを公式に認めた。売却先は不動産業のアイ・キャピタル・エステート。地下1Fにあるメイドカフェが閉店の告知を行い、その中で「ザ・コンピュータ館が幕を下ろすことになり」とあったことから、噂になっていた。 ラオックスの「ザ・コンピュータ館」。奥には新アキバの象徴とも言える秋葉原ダイビルが見える 3日に公表された「固定資産の譲渡による有利子負債の完済予定について」という文書の中で明らかにされたもの。 この中で、売却理由については「運用効率の低い大型店舗を売却して、有利子負債を完済し財務体質を強化するため」としており、この売却によって今期中に有利子負債を完済する目処が立ったという。売却価格については協議中。経営再建中の同社は、4年前に424億600万円あった有利子負債を、今年8月3日の時点で55億6,6