『ケーキ』という記事が再び反響を呼んでいる。全体や組織から見た最適化の一例としてトリアージがある、というのが本来の論旨であるらしいのだが、トリアージは非常事態の場で行われるものであって、それを平時のビジネスと同等に扱うのはよろしくないという意見があり、いまだ揉めているらしい。 「かわいそう」だと言った学生は、ビジネスといえばオフィスで働く人、トリアージといえば災害現場というイメージを覆すことができなかった上に、災害現場における「組織」を具体的にイメージできなかったのだと思う。あるいは、自分のほんとうにごく身近な自分の問題として考えたのかもしれない、組織の問題じゃなくて。結果「トリアージ」「ホロコースト」といった単語に対するイメージを経営学という学問に対しても与えてしまったことに今回の問題があるんじゃないかって思う。 で「ケーキ」記事に対して罵倒コメントをつけたブックマーカーがいて、福耳さん