ツール・ド・フランス2011第9ステージ現地レポートby綾野 真 落車と事故が続く異常なツール 有力候補が次々と居なくなる 6人の選手が落車でリタイアを強いられた第9ステージ。それ以上にショッキングな事故が、メディア関係車両がフレチャに衝突してフーガランドとともに落車させてしまったこと。主要選手が次々に負傷する落車続きのツールは、どこかおかしい。 谷へ落ちたアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)を助けあげるアスタナの選手とスタッフ (c)CorVosマシフ・サントラル=中央山塊へと突入するツール。このフランス全土の約6分の1を占めるという高原地帯。標高500~1000mのこぶりな山が連なる。最高峰が第8ステージで登ったピュイ・ド・サンシー(1886m)。オーベルニュ地方では山のことをPuy(ピュイ)と呼ぶが、古代の火山、死火山で形成された原野だ。近年この地方にひんぱんにツールが立ち寄
![落車と事故が続く異常なツール 有力候補が次々と居なくなる - ツール・ド・フランス2011第9ステージ現地レポートby綾野 真](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/58ec07a6b2c69214876905ce6c45b7d884df66d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cyclowired.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fimages_title%2Fnews%2F2011%2F07%2FCORVOS_00017590-130.jpg)