残業禁止が企業の効率性と生産性を向上させるであろう幾つかの理由 Posted by yoosee on USA at 2011-08-03 11:28 JST1 米国企業と日本企業での「時間」と「効率」に対する認識の違い日本企業、特にホワイトカラーの生産性の低さが話題になるのをよく目にするが、その根本原因の一つは「残業」ではなかろうか。この夏の東京では節電のために空調を止めるので残業を禁止している企業もあると聞くが、そのまま残業は一律禁止にしたらどうだろうか。 こんな事を思うに至った理由の一つは、残業という概念が希薄な米国から日本と仕事をしている現状を踏まえてのものだ。 米国で管理職相当の仕事をやっていると気づく大きな違いは「部下の時間・リソースは有限である」というシンプルな認識である。つまり残業を前提としない部下は、1人あたり「1週間に8時間 x 5日 = 40時間」しか働いてくれない。