はじめまして。株式会社インサイトテクノロジーのプロダクト開発本部でデータベースセキュリティ監査ツールPISOの開発に携わっている 趙 明春(チョウ メイシュン) です。 C++でコードを書いていると、この書き方で大丈夫か、予想外の問題が起きないか、など不安に駆られる場合があります。本ブログは、デバッガーを用いてC++コードの内部動きを解析し、モヤモヤから解放されることを目指しています。 キャストのモヤモヤ 今回はC++のキャスト(型変換)がテーマとなります。C++のキャストは、static_cast, dynamic_cast, reinterpret_castなど複数演算子が存在し、本質をつかむまで使い分けが難しいです。追い打ちをかけるように、一部のマニュアルや書籍には「xxxキャストは危険です」と注意書きまであり、できることなら避けたい気持ちになってしまいます。 サンプルコード dyn
![C++のモヤモヤをデバッグで解消 – キャスト編 - 株式会社インサイトテクノロジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67162479dbda2abb90d6e5dfbc3bc24ba5714b1e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2F176.34.3.153%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F03%2Fogp.png)