私が仕事でiOSアプリを開発/運用保守するようになってから今月でちょうど5年になります。 私は元々Webアプリの開発者だったのですが、担当者不在になったiOSアプリの開発担当のお話を頂いて、「世界で一番時価総額の高い企業のプラットフォームのアプリケーション開発、チャレンジしてみる価値はあるのではないか」という俗な思惑で引き受けたところからiOSエンジニアとしてのキャリアが始まりました。 この5年間で価値観や開発スタイルに大きく影響を受けたり、鍛えられたなーと思うことを書き出します。 --- 本質を突き詰めるスマートフォンとPCの最も大きな違いは「画面が小さい」ということです。 その小さな画面サイズに対して『とりあえず1画面で全部表示しておけばいいや』という判断をすると、途端にユーザの利便性を損なったアプリになってしまいます。 なので画面に表示する情報は本当に必要なもの以外はできる限り削ぎ落