データベースは、プライマリキーに対して自動的にインデックスを作成しますが、キーが複数の列からなる時は、さらに手動で調整をする 余地があります。この場合、データベースはプライマリキーの全ての列にいわゆる 連結インデックス(あるいはマルチカラム インデックス、複合インデックス)を作成します。 複合インデックスの列の順番は、インデックスの使い勝手に大きな影響を及ぼすので、注意して決定する必要があります。 例として、企業が合併した場合を考えてみましょう。他の会社の社員が 加わったので、EMPLOYEESテーブルが10倍の大きさになったと しましょう。ここで問題が発生します。EMPLOYEE_IDが、 それぞれの会社で一意になっていなかったのです。子会社IDのような追加の識別子で、プライマリキーを拡張する必要があります。このため、プライマリ キーは、以前からのEMPLOYEE_IDに加えて、一意性を
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