※この記事には『後妻業の女』の若干のネタバレが含まれています。が、観覧前に読んでも映画の面白さに特に支障はないと思われますので皆さん是非読んでみて下さい。 巷では『シン・ゴジラ』や『君の名は。』が話題ですが、僕は電車で広告を見た時から伊丹十三作品に雰囲気が似ている『後妻業の女』が気になっておりまして、ついに昨日観にいってきました。というか、この映画人気ないのか、はてなブログでもレビュー記事が見当たりませんね。一人レイトショーで観ましたが、観客は僕含めて4名。おいおい大丈夫かと思いつつしっかり楽しみました。 結論から言うとこの映画、伊丹十三作品とは趣が大きく異なっており、どちらかというと『龍三と7人の子分たち』に通じるブラックコメディ要素と、『黒い家』や『冷たい熱帯魚』に通じるクライムサスペンス要素が混ざったような作品で、強烈な毒々しさがありつつもエンタメとしてかなり楽しめました。今日はこの
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