テレワークJAPANが主催するセミナーイベント「テレワークJAPANシンポジウム2012」が4月24日に都内で開かれた。経済産業省、総務省、厚生労働省、国土交通省のテレワーク担当者と経済評論家の勝間和代氏がワークスタイルのあり方や在宅勤務の有用性などを討議した。 勝間氏といえば、時間の効率化などを目的に都内を自転車で移動することで知られている。また、自宅などオフィス以外で仕事をすることが多く、現在、オフィスに行くのは週に1回程度だという。勝間氏は「仕事量は以前と比べて1.5倍増えたが、(仕事に費やす)時間は短縮している」と効果を示す。勝間氏によると、通勤電車などの移動時間の長さが仕事の生産性にかかわるため、そのときに何かを生産しない限り時間は無駄になってしまうという。 こうした点は企業でも注目されており、生産性向上などの理由から在宅勤務を検討する企業は増えてきた。しかしながら、「自宅で働く