経済産業省は10日、優れたコンテンツ技術を発掘・評価を目的とした事業「Innovative Technologies 2013」に20件のコンテンツ技術を採択した。中でも目を引くのが東京大学大学院 情報理工学系研究科 五十嵐研究室によって開発が進められている「こだわり物理エンジン」だ。 「こだわり物理エンジン」はセルアニメ風の3DCGを生成する際、カメラの視点に応じて物理演算の内容を変化させることが可能な物理エンジンである。具体的には「どの方向から見ても横にはねるアホ毛」や「どの方向から見ても内側のコンテンツが見えそうで見えない鉄壁のスカート」が実現できるようだ。 「こだわり物理エンジン」のソースコードはMITライセンスで公開されており、公式サイトからダウンロードできる。