A global platform for emerging talent, i-D celebrates fashion, culture, individuality and youth.
子ども向けの読み物と大人向けの読み物の中間段階、いわば階段の踊り場のようなものとして、かつてはジュヴナイルというジャンルがあった。アメリカではヤング・アダルト(Y・A)などとも呼ばれる、おもに十代向けの物語である。日本ではその市場を、ある時期から「ライトノベル(ラノベ)」と呼ばれる軽い読み物が席巻するようになった(この分野については本連載の共著者である前島賢さんの回で詳説されている)。 1990年代以後、こうした「ラノベ」市場に向けてさまざまなレーベルが生まれ、表現ジャンルとして細分化していった。そこから傑出した書き手が幾人も登場し、広い読者に向けた普遍性のある物語を紡ぐようになっていく。 そうした書き手の代表格として、今回は米澤穂信と桜庭一樹を取り上げたい。 やる気のない「名探偵」が成し遂げた偉業 米澤穂信は平成13年、第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞した『
ナタリー コミック 特集・インタビュー 「冴えない彼女の育てかた」特集 原作イラスト・深崎暮人インタビュー アニメ「冴えない彼女の育てかた」 PR 2018年12月11日 コミックナタリー読者は、この少女を知っているだろうか。“加藤恵”という美少女キャラには珍しいシンプルな名前の彼女は、TVアニメの1期・2期を経て2019年には劇場版の公開を控える「冴えない彼女の育てかた」の“メインヒロイン”でありながら、「キャラが立っていない」「普通にかわいい」という、なんともクリエイター泣かせの設定を背負ったヒロインなのである。 「冴えない彼女の育てかた」は、原作者の丸戸史明が自身の携わってきた“美少女ゲーム制作”を題材に、時にクリエイターの生き様にまで踏み込んで描いた学園ラブコメだ。その原作イラストを手がけた深崎暮人(みさきくれひと)は、イラストレーターの域を超えてアニメにも深く関わってきた人物であ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く