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2007年8月30日のブックマーク (3件)

  • [書評]中学生でもわかるアラブ史教科書(イザヤ・ベンダサン、山本七平): 極東ブログ

    かつて一読はしたが、「文藝春秋」とは異なり、74年の「諸君」はあまり図書館で保管されていないので、こうして30年以上も経って復刻されて再読すると感慨深い。この歳になって読み直してみると(つまり当時の筆者らと同年くらいの歳)、書き様がけっこう荒っぽいし不用な修辞も多く見られる。はたしてこれが「中学生でもわかる」だろうかと少し考えて、しかし生意気だった自分の中学生時代を思えば、小利口な中学生なら十分読めるだろう。さて、ここでためらうのだが、書は、冷静に評価すれば、トンデモであろう。 私は、山七平の心酔者であり、30年以上もイザヤ・ベンダサンの追っかけ読者でもあった。両者の関係についてはここでは触れない(なのであまりべたなツッコミもやめてくださいね)が、二者が同じテーマでしかもほぼ同時期に書いたものを並べてみると、考え方はさすがに同じだが、究極の部分を見つめる視線に差を感じる。単純に言え

  • 書評 - ローマ人の物語IV,V ユリウス・カエザル : 404 Blog Not Found

    2007年08月30日15:15 カテゴリ書評/画評/品評Art 書評 - ローマ人の物語IV,V ユリウス・カエザル これを読んで、やたら紹介したくなったので ローマ人の物語IV,V ユリウス・カエサル 塩野七生 Life is beautiful: リーダーに必要とされる感情知性(Emotional Intelligence)今日のエントリーは、Daniel Goleman という人の書いた”What Makes a Leader?” という論文の要約。書「ユリウス・カエサル」は、塩野七生の最高傑作である「ローマ人の物語」全15巻の中のそのまた最高傑作。単行でも上下二巻、文庫だと六巻(8-13)という大著だが、それだけの価値はある。 何しろ、書かれているのは、一世紀に一度(once in a century)どころか千年に一度(once in a millenium)かどうかという

    書評 - ローマ人の物語IV,V ユリウス・カエザル : 404 Blog Not Found
  • Life is beautiful: リーダーに必要とされる感情知性(Emotional In...

    MBAプログラムに参加したおかげで、大量の論文を読まされることになったのだが、頭の中を整理する意味で文章にするのは役に立つし、それがブログのちょうど良いネタになる。今日のエントリーは、Daniel Goleman という人の書いた”What Makes a Leader?” という論文の要約。 筆者は(企業などの)リーダーになるためには、ただ高い知性と専門知識を持っているだけでは不十分で、筆者がEmotional Intelligence(感情知能)と呼ぶ能力を持っていることが不可欠だという。 Emotional Intelligenceには5つの要素がある。 Self-Awareness 自分のムードや感情を常に冷静に把握しており、それが他の人に与える影響を十分に認識していること。Self-Awarenessが低い人は、自分の性格の欠点を指摘されたりするとそれを「個人攻撃」と見なして不必

    takuya-itoh
    takuya-itoh 2007/08/30
    「頭の中を整理する意味で文章にするのは役に立つし、それがブログのちょうど良いネタになる」