タグ

ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (333)

  • [書評]7カ国語をモノにした人の勉強法(橋本陽介): 極東ブログ

    書名に惹かれて「7カ国語をモノにした人の勉強法(橋陽介)」(参照)というを読んでみた。面白かった。かなり同意できる内容だった。 書籍の名称は、たいていは出版社や編集者が付けるものだ。よく書評なのでは書名についていろいろと評が付くこともあるが、そういう場合、著者というのは困惑するしかない。とはいえ、この書名については、嘘があるというわけでもない。では、モノにしたという「7カ国語」は何か、とまず見ていく。 私はこれまで言葉と文学に関する研究を行いつつ、数多くの外国語を学んできました。母語である日語の他に、中国語、英語、フランス語、ドイツ語スペイン語、ロシア語を習得し、まだ習得には至りませんが、韓国語などを学んでいます。 「7カ国語」は、日語を含めて、中国語、英語、フランス語、ドイツ語スペイン語、ロシア語ということだろう。 韓国語についてはかなり謙遜されているので、逆に言えば、他に上

    [書評]7カ国語をモノにした人の勉強法(橋本陽介): 極東ブログ
  • ピンズラー方式の中国語学習の60日間を終えた: 極東ブログ

    当初一か月でやめようとか思っていた中国語の学習だが、二か月が終わった。60日間。感慨がないわけではないけど、物足りなさのほうが先になって、実はもう三か月目のフェーズの四日目にある。いちおう、三か月間、九十日はやるつもりでいる。 というか、中国語がけっこう面白くなってきた。 国際ニュースで中国語を耳にすることも以前から多かったが、タモリの四か国語麻雀を聞いているような感じでいた。現在では、まだまだ意味までは聞き取れないが、ああ、普通話だというくらには聞ける。部分的に聞けるところもある。 これがどういうことかというと、上海や香港の人のインタビューで、「おおっ、これは普通話じゃないぞ」、「おお、かなりなまっているぞ」というのがわかるようになった。 上海人の普通話の響きは随分北京と違うなあというのと、香港の人の普通話はかなり苦労している人もいるんだなと。台湾の普通話は、これがまだうまく感覚的にはわ

    ピンズラー方式の中国語学習の60日間を終えた: 極東ブログ
  • 日本語の無助詞文は中国語とどう違うのか?: 極東ブログ

    中国語を勉強していて、これは日語の無助詞文となんか関係があるんじゃないかと、ときおり思う。が、特に結論はでないので、以下、適当にぐだぐだと書いてみる。 日語の口語は無助詞文が多い。実は書き言葉としゃべり言葉がけっこう違っている。 いわゆる「てにをは」だが、しゃべり言葉では、「てに」は省略されないことが多いが、「をは」はけっこう省略される。 いや、これは、省略なのか?というのも気になる。そもそも、日語の口語の文法が書き言葉の文法と違っているんじゃないか。 こうした現象はちょっと気に留めれば、日人なら誰にでもわかることなので、ざっと調べてみるといくつか研究もあった。ただ、ざっと見たところ、十分な説明はないようだ。それとこれに関連した語順の問題があまり意識されていない印象があった。 具体的に例えば。 「大丈夫、それ、える。」 という文だが、書き言葉(敬体)にすると、「大丈夫です。それは

  • 漢文と中国語はどう違うのか: 極東ブログ

    中国語を学びたいと思った動機の一つは、漢文と中国語がどう違うかということだった。違うということは知っていた。現代中国人も論語などは読めないということも知っていた。が、それがどういう感覚なのかというを、その内側に入って知りたいと思った。 普通に考えれば、私たち現代日人も平安朝文学をそのままでは読めないが、それでも、一定の年齢になって長く日語というのに接していると、古代の言葉もそれなりにわかる部分は出てくる。その歴史的な言語感覚は、中国人の場合、どういうものだろうか。 それが少しずつ見えてきた気がする。 論語の冒頭を例にしてみたい。現代の日の漢字を使うとこうなる。なお高校とかでは日漢字で教えているだろうか。 子曰:“学而時習之,不亦説乎。有朋自遠方来,不亦楽乎。人不知而不慍,不亦君子乎” これを学校では、こう下していると思う。他の下し方もあるが。 子曰く、学びて時に之を習う、また説ばし

  • [書評]ぼくは戦争は大きらい やなせたかしの平和への思い(やなせたかし): 極東ブログ

    アンパンマンの作者としても有名なやなせたかしだが、このブログでも一度取り上げたことがある。「[書評]93歳・現役漫画家。病気だらけをいっそ楽しむ50の長寿法(やなせたかし)」(参照)である。表題にあるようにこのは93歳の長寿法である。やなせさん、100歳まで生きるんだろうなと思っていた。が、94歳で亡くなった。それでも天寿と言ってもよいのではないか。 年齢を見ると大変なお年のように思うが、生年で見ると、1919年(大正8年)。コラムニストの山夏彦が1915年生まれだからそれより4年は年上。山七平は1921年生まれで、やなせより3年、年下。同じく漫画家の水木しげるは1922年生まれなので、山七平に近い。 彼らはそのあたりの年代。実際に大人として戦争を体験した世代である。山夏彦は従軍していないが、山七平はフィリピンで九死に一生を得ている。水木は左腕を失なった。 他、思い出すのは北京

    [書評]ぼくは戦争は大きらい やなせたかしの平和への思い(やなせたかし): 極東ブログ
  • 中国語には「木」がないの?: 極東ブログ

    中国語を学んでいて、ほお、と思うことがある。いろいろある。というか、なんで今まで学ぼうとしてこなかったのか悔やまれるというか、いや、思い返すに、中国語学びたいなとは思って、二三参考書などを買っても、なんだか雲を掴むような感じだったのだ。その点は今でも変わりないけど、もうちょっと中国語の世界に感覚を突っ込んだ気がしている。 その一つ。中国語には「木」がないの? な、わけねーっしょと思う。もちろん。 そこで読みもしないで罵倒コメントをいっぱつ書いておく、と、おいそこのきみ。 いや、それはさておき。 もちろん、中国語に「木」という漢字はある。 ただ、意味がなあ。 まったく違う意味ではないのだけど、「ノルウェイの森」と「ノルウェイ材」くらい違う。 別の言い方をすると、中国語では、「木」のことは「樹」(树)という。"shù"である。 じゃあ、中国語で「木」(mù)の意味はなにかということなのだが、こ

  • 中国語の助数詞(量詞)って英語の不定冠詞みたいなもんか: 極東ブログ

    ピンズラー方式の中国語の勉強はまだ続いる。フェーズ2の17。難しかったらくじけるつもりでいたので、フェーズ2に入ってからはいよいよここまでか、と思う日々があったが、なんとなく続いている。 当初難しいと思えた中国語の発音も、有気音・無気音の聞き分けははっきりできないものの、他はそれほど違和感がなくなった。 ピンインの仕組みも、その限界ともにわかったので、その悩みも消えた。なぜピンインがああなってしまったのか、ピンインと実際の音の関係はどうなっているかなど。でも、なんか整理してブログに書こうかと思ったけど、この話はもういいでしょ。 で、中国語の学習、基、とにかく聞くことを優先している。そのせいか、しだいに英語やフランス語のように聞こえるようにもなってきた。つまり、漢字のずらずらという並びではなく、音でできた言語だなあと。 そうなってみて中国語についていろいろ思うことはある。 この数日、あれれ

  • なぜ関係詞が中国語にはないのだろうか?: 極東ブログ

    中国語の文法、特に統辞論が依然わからない。ただ、学習上は、文型を整理したものを暫定的に統辞論的に当てはめていけば、さしあたって問題はない。 このことが基的に奇妙なのは、文法がわからないというのはそれほど不思議なことではないことだ。私などは日語のネイティブなのだが、日語の文法が統辞論的にどうなっているのかよくわかっていない。おそらく日語の場合、格指標が明示的なので、動詞による文への統辞的な支配が弱いのだろうとは思うので、あまり印欧語的な統辞論で考える必要はないのだろう。 だが、中国語は日語のような格指標はない。基、動詞による文への統辞的な支配が強いように見える。動詞句(VP)の基的な構造は、いわゆるSVOに(主語+動詞+目的語)なっている。日のようにSOVではない。 ところが学習していくと中国語は「動詞による文への統辞的な支配」というものではなく、動詞はどうも隣接する数語の支

    なぜ関係詞が中国語にはないのだろうか?: 極東ブログ
  • 台湾とピンイン: 極東ブログ

    現下の台湾での学生による立法院占拠についてはなかなかブログに書きづらい。ごく簡単に言えば、心情的には私は学生を支持したいが、国際政治・経済的な観点あるいは日の国益との関連から見れば、この運動は、かつての韓国の米国牛肉輸入反対運動や日の反TPP運動のように反動的なナショナリスティックな運動にも見え、支持しがたい面もあるからだ。 ではどうなのか。近景としては学生に注意深く平和裏に運動を進めてほしいし、巨視的には台湾の難しい状況――中国に経済的に飲み込まれること――に同情するしかない。中国経済に飲み込まれず台湾が存立していけるかは、難題に思えるし、日もまた同様の立場にある。 さらに巨視的に見るなら、中国経済が開かれていくことは現在の近景とは逆に、中国台湾化につながる。そしてそれは中国社会の不安定化と軍事強化の矛盾を強くするだろうし、その余波を日が強く受けることになるだろう。日は、静か

    台湾とピンイン: 極東ブログ
  • ピンイン(拼音)について: 極東ブログ

    中国語を学んでいて、発音についてかなり手こずった。理由はピンイン(拼音)の存在である。当初、ピンインを発音記法だと思い込んでいたからだった。もちろん、そう思い込んでいても間違いではないのだが、記法の記号を一対一に対応しても実際の発音は構成されない。つまり、仮に発音記法ではあっても発音記号ではない。 手こずったのは、今学んでいるピンズラー方式では、実は発音訓練というのは存在しないこともある。これは創始者ピンズラーの直観が関係しているのだろう。結論からいうとそのあたりがなるほどと理解されつつもある。中国語に関して言うと、初学者がピンインから入ると発音がうまく習得できないという思いもあるのだろう。敷衍していうと、そもそも音記法は言語習得の邪魔になるとピンズラーは考えていたとしてよいだろう。 そういうわけで、自分については、基はまず耳に聞こえた音で学ぶ、それからピンインや漢字を見るというふうにし

    ピンイン(拼音)について: 極東ブログ
  • とりあえず30日間ピンズラー方式で中国語を勉強してみた: 極東ブログ

    というわけで昨日だったが、ピンズラー方式による中国語の学習、30日間を終えた。 なんでも20時間学ぶとそれなりにものになるという考え方(参照)からすると、とりあえず、そこには到達した。 で、どうか? 結論からいうと、よかった。やってよかったということ。日人は初歩的なレベルでいいから中国語を学ぶべきだとまで思うようになった。 英語を勉強している人も、中国語を勉強すべきだと思う。それは無理とか嫌だというなら、せめてピンインをきちんと学ぶべきだと思う。なぜか? 現代で英語に触れる人はいやでも中国人名や中国地名など中国語を英語にした単語に触れるだろうけど、あれ、ピンインがわかっていないと誤解してしまうからだ。 いや自分、ほんとうかつだった。ピンインをローマ字くらいに思っていた。いやいや、あれはいちおうローマ字と言ってもいいのだけど、xiとかqiとかの音は、ラテン文字から連想しちゃだめなのな。この

    とりあえず30日間ピンズラー方式で中国語を勉強してみた: 極東ブログ
  • ピンズラー方式による中国語学習14日目の雑感: 極東ブログ

    ピンズラー方式による中国語学習は14日目。毎日欠かさずであれば15日目であるはずだったが、忙しく疲れた一日があって、休むことにした。フランス語を学んでたときは、大晦日も正月も一日たりとも抜かすことはなかった。が、そこまでの気力はもうない。それと、こうした感想は、とりあえず当初の目的で30日で書くはずだったが、いろいろ思うこともあるのでざっと記しておきたい。 まず、慣れてきた。中国語の音や会話に慣れてきたのである。 言語の学習というのは不思議なもので、ただ自然に慣れるという部分がある。特に音だけを頼りにしていると、音に慣れる。 フランス語の時でも感じたが、今回の中国語ではさらにその印象は深かった。特に、聞き取れない「変な」音も、次第に自然には聞こえるように変わる。脳の無意識の学習があるのだろう。 それと似たことだが、音から漢字が浮かばなくても、ある程度耐えられるようになったことだ。それでもy

  • 中国語の勉強を開始した: 極東ブログ

    若い頃はいろんな外国語ができたらいいなと思うもので、いろいろな外国語の基みたいなものを概説書や入門書などで読んだりもした。が、実際に勉強するとなると、きつい。義務教育や受験勉強でこってりやっているはずの英語でもきつい。第2外国語とかやってみるとそのきつさがさらに実感される。そんなわけで、なかなか語学はものにならない。 が、昨年秋から集中的に四か月間、ほとんどゼロのレベルからフランス語学習を始めてみた。いろいろ思うことはあったし、その過程についてもブログで書いてきた。ある程度までの学習成果はあったかと思うが、やはり語学は難しいものだとも思う。もうこれ以上手を広げるのもなんだなとも思っていたが、ふと、フランス語のときほどの意気込みなく、ちょっと中国語もやってみるかと思い、学習を開始した。 今回もピンズラー方式である。つまり、英語中国語を学ぶということ。また、音声中心での学習になる。ちなみに

    中国語の勉強を開始した: 極東ブログ
  • 就職活動には黒服を着るというのでびっくりこいた: 極東ブログ

    ブログをちょっとお留守にしている間の世間のできごとで、僕がいちばんびっくりこいたのは、現代の若い人が就職活動に黒服を着ていくということだった。NHKの番組で知ったのだけど、当にびっくりこいたのだ。そんなことはないでしょ。多いと言っても六割くらいなもんじゃないのと思っていたのだった。ああ、なんたる世間知らずな、我よ。 ほとんど真っ黒らしい。「就活スーツ」というらしい。最初から黒らしい(参照)。 髪の毛も黒に染め直すらしい。 僕がそれを知ったとき即座に思ったのは、「ああ、やめとけ」ということだった。 それで「そんな黒装束を着るのはやめたほうがいいよ」とブログに書こうかと思った。が、ためらった。「就活している人の身になって考えろよ、ボケ老人」とか言われそうだなあと、わかったからである。まあ、わかるよ。 就活している現実の若い人にとっては、黒い「就活スーツ」なんて、デフォで、当たり前のことで、そ

  • 秘密保護法案について: 極東ブログ

    秘密保護法案についてツイッターなどを覗いていると騒がしい議論や意気込んだ反対運動などが察せられる。人それぞれの思惑というのがあるだろうし、その人の背景の思惑というのもいろいろあるのだろう。民主主義国なのでいろいろあっていいと思うが、こういうニュースは伝わるのか、記者さんはどのくらい理解して伝えているのか、と多少疑問に思えたニュースがあった。 今日の毎日新聞「秘密保護法案:国連人権理の特別報告者 日に懸念表明」(参照)より。 【ローマ福島良典】国連人権理事会のフランク・ラ・ルー特別報告者(グアテマラ、表現の自由担当)は22日、日の特定秘密保護法案について「内部告発者やジャーナリストを脅かすもの」との懸念を表明、日政府に透明性の確保を要請した。国連人権高等弁務官事務所(部スイス・ジュネーブ)が報道声明で発表した。 ラ・ルー特別報告者は「内部告発者や、秘密を報じるジャーナリストを脅かす内

  • 年取って学んでも意味ないとも思うけど、学ばないと社会の害になりかねない。そこでお勧めの三冊なども。: 極東ブログ

    先日、ぼやっとツイートしたのだが、「年取って学んでも意味ないとも思うけど、学ばないと社会の害になりかねない」ということ。あとからぼんやりいろいろと考えた。 まず、ネット的な文脈で言うと、誰かを批判するという意図はまるでない。つまり、あいつは年取って学んでないから社会の害だとか非難・糾弾する気はない。なにより、自分について思うことだ。 もうちょっと言うと、僕なんかもいろいろや雑誌を読んだり、英語のサイトとか読んだりしているけど、基、知的関心からで、さほど「学ぶ」という意識があるわけでもない。気になることは調べるかな、というくらいだ。ただ、その調べるかな、ということが普通の知的関心で済む範囲をちょっと超えるあたりで、「学ぶ」という感覚が起きる。普通に、高校生が「生物」や「地理」を学ぶというくらいの感覚だが。 そこで、じゃあ、実際にそうして「学ぶ」ということをして、社会の害になるのを若干免れ

  • 20代でも脳年齢が50歳!? いや、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないよ。: 極東ブログ

    20代でも脳年齢が50歳!? いや、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないよ。 ブログがお留守になったので無駄話でも。 で、オバマケアの頓挫でオバマ大統領もついにレイムダックかってな話もどうかと思うし、シリア情勢やエジプト情勢などは以前の予想からさして大きな変化もない。リビアもひどいまま。イラン核問題はあまり期待していない。フィリピンの台風は大変だったなあというのもあるけど、特に言及することもない。 さて無駄話だが、先日、Woorisというサイトで「20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣」(参照)というネタを見て、ちょっと思ったことがあったのだった。 僕は56歳なんだが、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないんですよね。 元ネタは体型についての話題ではないけど、そっちでは、20代前半のころは55kgだったかな

  • どうやって英語を勉強したのか思い出せない: 極東ブログ

    フランス語をほぼゼロから勉強していて、いろいろ思うことがあるのだけど、その一つは、自分がどうやって英語を勉強したのか思い出せない、というのがある。あー、いや、その、自分は英語ができる、とか言いたいわけではないです。けしてない。 それどころか、いろいろ言われるけど、はい、知ってます、僕はろくに英語はできませんし、英語は苦手です。でも、まあ、それなりに毎日、英語のニュースを聞き、読むようにしている。それ自体は英語の勉強のためじゃなくて、普通にニュースを知りたいなあというくらい。 例えば、最近の例だと、イラクのクルド自治区がイラク中央政府を無視してトルコ経由のパイプライン建設をしているとかいうニュースがあって、これは事実上もうクルド自治区独立を意味しかねないのだけど、そーゆーニュースって日のメディアからは見られないので、しかたなく英語で当たるというか、英語のニュースを普通に見聞きしているとわか

  • フランスでロマの女学生が学校で拘束され強制送還された事件の意味: 極東ブログ

    海外で注目されているニュースなのに、なぜか日では取り上げられないニュースがある。軽視されているのか、なんらかの理由で無視されているのか。あるいは特段の理由はなく、単に意味を読み取るが難しいだけなのか。理由は単一ではないだろうが、そういうニュースがあればできるだけ、ブログで拾うようにしている。このところのニュースでは、フランスでロマの女学生が学校で拘束され強制送還された事件が半ば日では無視されていた。 日でまったく報道されなかったわけではない。だが、時系列を整理して、日での着目度や、何に着目した報道だったかを検討してみると興味深い。 この種類のニュースで日語で報道されることが多いのは、AFPによるものだ。今回も17日に報道があった。「15歳ロマの少女を学校行事中に拘束・送還、仏閣内に亀裂」(参照)である。 【10月17日 AFP】フランスで、ロマ民族の15歳の少女が校外での学校行事

  • 筋トレ4か月、56歳: 極東ブログ

    意識して筋トレを再開してだいたい4か月経った。 6月初旬、手始めに、手頃な筋トレを読み、とりあえずの基を学び、それから関連の英書とか読み、毎日やるもんじゃないからと最初は二日空けてジムに通い、それから三日空けてもよいんじゃないかとして、4か月継続した。 世の中には三日坊主という人がいるが、私の場合、だいたいなんでも3か月くらいはやる。で、成果が出るかというと、微妙な成果が出て、終わる。三月坊主である。 筋トレでも、「2、3か月はやっても身体に変化はないのでくじけるな」というので、まあ、3か月はとにかくやってみた。今回の筋トレはどうか。微妙。 効果がないということでもない。力こぶも見えるくらいはついた。でもまあ、筋トレやりましたという力こぶじゃないです。30代もこのくらいあったか。腹筋はどうか。残念ながらシックスパックにははるかに及ばない。というか、シックスパックというのは、基、皮下