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2014年4月7日のブックマーク (2件)

  • なぜ関係詞が中国語にはないのだろうか?: 極東ブログ

    中国語の文法、特に統辞論が依然わからない。ただ、学習上は、文型を整理したものを暫定的に統辞論的に当てはめていけば、さしあたって問題はない。 このことが基的に奇妙なのは、文法がわからないというのはそれほど不思議なことではないことだ。私などは日語のネイティブなのだが、日語の文法が統辞論的にどうなっているのかよくわかっていない。おそらく日語の場合、格指標が明示的なので、動詞による文への統辞的な支配が弱いのだろうとは思うので、あまり印欧語的な統辞論で考える必要はないのだろう。 だが、中国語は日語のような格指標はない。基、動詞による文への統辞的な支配が強いように見える。動詞句(VP)の基的な構造は、いわゆるSVOに(主語+動詞+目的語)なっている。日のようにSOVではない。 ところが学習していくと中国語は「動詞による文への統辞的な支配」というものではなく、動詞はどうも隣接する数語の支

    なぜ関係詞が中国語にはないのだろうか?: 極東ブログ
  • 台湾とピンイン: 極東ブログ

    現下の台湾での学生による立法院占拠についてはなかなかブログに書きづらい。ごく簡単に言えば、心情的には私は学生を支持したいが、国際政治・経済的な観点あるいは日の国益との関連から見れば、この運動は、かつての韓国の米国牛肉輸入反対運動や日の反TPP運動のように反動的なナショナリスティックな運動にも見え、支持しがたい面もあるからだ。 ではどうなのか。近景としては学生に注意深く平和裏に運動を進めてほしいし、巨視的には台湾の難しい状況――中国に経済的に飲み込まれること――に同情するしかない。中国経済に飲み込まれず台湾が存立していけるかは、難題に思えるし、日もまた同様の立場にある。 さらに巨視的に見るなら、中国経済が開かれていくことは現在の近景とは逆に、中国台湾化につながる。そしてそれは中国社会の不安定化と軍事強化の矛盾を強くするだろうし、その余波を日が強く受けることになるだろう。日は、静か

    台湾とピンイン: 極東ブログ