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ブックマーク / naoya.hatenablog.com (9)

  • naoyaの寿司ブログ

    ふと歩いていたら、ああそういえばと、昔毎日ジョギングしていた頃の話をしてみたいという気持ちになったので書いてみようと思う。要するに、継続は力なりという話だ。知り合いに話題にしてもらったので知っている人は知っていると思うけれど、何年か前に一念発起してダイエットしたことがあって、数ヶ月、毎日ジョギングしていたことがあった。毎日数kmもジョギングをすると痩せるし、体内の血流が良くなってまわりまわってメンタルにも良い影響があるし、心身ともにすごく健康になる。良いことづくしだ。そういうことは事前知識として知っていたのだが、ひとつこれはやってみるまでは気づかなかったのが、毎日同じコースを走っていると、自分の走りが今の自分の体調のベンチマークになることだった。例えば前の晩にお酒を飲んで走ると、昨日とはずっと手前で息があがるし、十分な睡眠を取るといつもよりもずっと先まで苦痛なく走ることができる。今日はここ

  • naoyaの寿司ブログ

    知り合いが、技術系のカンファレンスで発表したときの話、内面的にしんどかったとか、以前発表するかしないか迷って結局しなくてクヨクヨしてたけど今年は発表できたから良かったと言っていたりとか、そんなことを言っている。 ぼくからしたら彼なんかは頭の回転が恐ろしく速くて、プログラミングのセンス速さ正確さどれをとっても他に同じくらいのことができる人を探すのが難しいくらいの人だから、プレゼンするしないとかそんなところで内面的な葛藤を抱えているというのがなんだかすごく新鮮というか不思議に思えた。 人前で話すことが苦手だというけど、日頃あつくるしい自己主張をすることはないしかといって会話が下手というわけでもなく、むしろそういう自然なところが好感の持てる人柄だという風に、彼に関してよく知っている人は、そう思っているんじゃないか。 別の知り合いで、彼もまた非常にスキルフルで、また右脳的なセンスが抜群に良くて、な

  • less is more - naoyaの寿司ブログ

    機能は少なく、シンプルな方が良いというのが近頃のスタンダードな考え方だろうけど、それがなぜ良いかについて少し斜め上からの考察。ユーザーから見た場合は、迷いなく使える、そのソフトウェアが提供する機能が限定される。人間は選択肢を与えられるとストレスを感じる生き物なので、選択肢がそれしかない、という状況は快適。少し文脈外れるけど、Readability でページから余計な情報を削いだら集中して読めたりとか、iPhone/iPad のダブルタップで文章にフォーカスしたら同じような状態になるのも、「他に意識を取られるものがなくなる」という心理効果が大きいのだと思う。と、ここまではユーザー視点。一方で、個人的にはこちらも大事だと思うのがサービスの作り手視点。機能をシンプルに、また数も少なく留めておくと、ユーザーがそのサービスをどういう風に使っているかということに対して、自分達の想像とユーザーの実際の行

  • "時間をこま切れにされたら、人は何ものにもなることができない" - naoyaの寿司ブログ

    家に一人でこもって誰とも顔を合わせずに長い時間を過ごす。まわりからは一見無駄に見えるでしょうが、「分断されない、ひとまとまりの時間」をもつことがどんな職業にもかならず必要なのだとぼくは思います。 一人で過ごす時間が「価値」を生み出す 確かに引っ込み思案で暗い人間は、まわりの人にとって陶しいでしょう。でもその人の中身は、一人で過ごしている間に豊かになっているかもしれない。そしてある瞬間に、「ああ、この人はこういう人なんだ」と誰かが理解してくれるかもしれません。その人なりの他人とのつながり方というのがあるのです。 (吉隆明 『ひきこもれ』)内省的な自分の性格が嫌だなあと思っていた頃に、読んだ。それ以来、多少なりとも、自己肯定のための言葉になった。また読みたくなったので再読して、引っぱってきた。

  • 自覚 - naoyaの寿司ブログ

    きれいなコードを書こうぜ、といってるのに対して製品の善し悪しに綺麗なコードがいいかどうかなんて関係ない、みたいな話とか 仕様書とかぜんぜん読まないから仕様書なんて全く必要ない、さっさとコード書けとかコードだけで語れ、とか TDD されてないからリファクタリングできないんだ、だからカバレッジ100%にするんだ、ぜんぶテスト書け、とか エンジニア技術から出発して需要を考えない、だから問題から入れ、技術なんて関係ない、とか 企画屋は技術のことがわかってないから、夢物語りばっかり語るんだ、エンジニアがサービス作るべき、とか そういう、何かを反面教師に反対の考え方を支持するみたいなのは注目浴びやすいけど、視座をもうすこし中立にして考えると、だいたいおかしい。かくいうぼくもそんな風に煽ってる時期がありました、若さって怖いです ─ 中庸って知ってるか。伝統や、むかしから習慣として良しとされてきているこ

  • 面倒な仕事その2 - naoyaの寿司ブログ

    面倒な仕事その2http://naoya.hatenablog.com/entry/2012/01/20/121736に面倒な仕事、ということを書いた。「大きな問題を引き受けるほど、利益は大きい」みたいな話は、まあそれはそうだよねという話でしかなくて、あのポール・グレアムのコラムでぼくが大事だなと思ったところはそこではない。(それに、問題は大きくとらえて解決しろみたいなのはやりたい人はそうすればいい、別に解こうとする問題は必ずしもそんなに大きな問題じゃなくてもいいんじゃないの? 自分たちの解きたいサイズの問題であればそれでいいんじゃないか、と思ったりすることもままあるし。)コラムの中で、大事だなと思ったのは "。無意識に、面倒で嫌な仕事が伴うアイデアが浮かばなくなってしまう。" の「無意識」というところだ。面倒な仕事だって分かってて避けてしまうんだったら、それにちゃんと向き合いましょうね、

  • 面倒な仕事 - naoyaの寿司ブログ

    ポール・グレアム「面倒な仕事の無視」 http://blog.livedoor.jp/lionfan/archives/53580166.html いちばん危険なのは、面倒な仕事を嫌がる気持ちの多くが無意識であることだ。無意識に、面倒で嫌な仕事が伴うアイデアが浮かばなくなってしまう。これが「面倒な仕事の無視」だ。 The most dangerous thing about our dislike of schleps is that much of it is unconscious. Your unconscious won't even let you see ideas that involve painful schleps. That's schlep blindness. このコラムには当に大切なことが書かれている。近年ずっと感じてきた違和感が、文章になっている。面倒な仕

  • "プライドに傷がつくことは、山頂からの景色を眺めるためであれば取るに足らない" - naoyaの寿司ブログ

    http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1 を読んで。論とは少し外れちゃうんだけど うまくやる学生はそういう困難にぶつかったとき、自分の力不足と馬鹿さ加減に滅入る気持ちと闘い、山のふもとで小さな歩みを始めます。彼らは、プライドに傷がつくことは、山頂からの景色を眺めるためであれば取るに足らないということを知っているのです。彼らは、自分が力不足であると分かっているので助けを求めます。 このくだりはわかるような気がする。ソフトウェアの開発をやっていると、ときおり新しい言語とか、新しいプラットフォームにチャレンジしようということがある。iPhoneアプリを作りたい、とか、たまには毛色の違う言語を触ってみよう、とか。なんやかんやでもう10年以上、プログラミングはしているので、そういう新しいものを学ぼうと思ったときに、自分の能力を過信してか、いきなりそこそこ質実

  • ■ - naoyaの日記

    もう外野になった人間ががとやかく言うのも、中の人的には面白くないかもしれないけれど... 言わないで後悔するより言った方がマシ、という精神で書き残します。あくまで個人の視点です。あまり賛同してもらえないと思うし。 純粋にインタフェース、という意味の改善ではすごく良いなあと感じた モダンになったし、拡張性のある UI だと思った 使いやすいと思う 一方、コンセプトの転換、という点ではあまり評価できない マイホットエントリーは、技術屋がアルゴリズムを使ってみたいからそうしましたというのを抜け出せてない と、現時点では思ってしまった。作った人には、申し訳ない まだ精度のチューニングが十分でないから? 夕方に新UIに切り替えてから、ほとんどフィードが流れてない まだ、facebook の News Feed のような「大きな問題を解決」した機能にはなってないと思った 今のはてなブックマークは、ユー

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