ということで、「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)」の感想つづき。 ところで、日本の若い人たちのブログを呼んで思うのは、「人を褒める」のが下手だなということである。つまらないことで人の揚げ足を撮ったり粗探しばかりしている人を見ると、よくそんな暇があるなと思う。もっと褒めろよ、心の中でいいなと思ったら口に出せよ、と思うことも多い。「人を褒める能力」とは「ある対象の良いところを探す能力」である。 p.138 第四章 ロールモデル思考法 ブログと褒める思考法 より まさに「残念」発言の元となっている梅田氏の思いなのだろう。結局批判するしかない人は負け犬で、ネットを大衆の下劣なゲームとして楽しんでいるだけであり、自らを磨こうなんてこれっぽっちも思っていないのでは、と自分も思う。なんでもっと建設的な発言ができないのかなぁとつくづく感じる。それが少しも改善されないどころか、こ