先日、ある匿名の人物からPTAの体制を批判する「PTA早くなくなれ、なくしてしまえ」という題名のブログが投稿されました。すると、そのブログが、SNSで人々の共感を呼び、インターネット上でも大きな話題となりました。「生徒の親である以上参加して当然」という空気のもと、保護者の方々が、事実上参加を強いられているPTA制度については、以前から議論が生じています。果たして、保護者の方々に対しPTAへの参加を強制することに法的な問題はないのでしょうか。そこで、今回は、PTA制度の法的問題点についてベリーベスト法律事務所の弁護士が説明します。 ■そもそもPTAへの加入は強制できない 一部のPTAでは、保護者に対して任意加入であることを十分に説明せずに入会を強制するような運用がなされていることもあるようです。しかし、PTAは一般的な他の団体と同じく任意加入団体であり、保護者には「入会の自由」があります。こ
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