J2山形の運営パートナーに決まった「アビームコンサルティング」の松田智幸執行役員(46)が17日、高橋節・山形県スポーツ振興21世紀協会理事長(63)と承認後初となる共同会見を行い、8月中旬から公募される本拠地・NDスタジアムがある県総合運動公園の指定管理者受託に向け、新会社を設立する意向を明かした。 アビーム社は、企業戦略や経営の業務改革などのマネジメントコンサルティング会社。文科省や山形県庁からの依頼も受けている。松田氏は「クラブ運営に精いっぱいになり過ぎて、集客の企画部分が弱い。この点を埋める付加価値は高く、山形の活性化に貢献できる組織作りを目指し、実効性の高い企画を協会に提案し実行していきたい」とクラブの経営・形態改善へ意欲を示した。