徐々にではあるが東日本大震災が発生した地域では、電気などのライフラインが復旧し始めている。被災地の方がやっとテレビなどを見られるようになったわけだが、何度も画面から流れてくるある“言葉”に苦しめられているという。 報道番組などで、避難所からの現地生中継が多くなった。被災された方の無事が確認できる貴重な場であり、大いに放送して欲しい。中継の最後にスタジオのアナウンサーなどが、「日本中が応援しています。頑張ってください!」などと締めくくることが多い。その言葉を聞いた被災地の方が、困惑した表情を浮かべた映像を見た視聴者はいないだろうか。 3月19日の『ニュース 深読み』(NHK総合)では、被災者から次のようなコメントが寄せられた。 「電気が復旧し、避難所から自宅を片付けるため家に戻った。あまりの惨状に呆然としているとテレビから、“頑張ってください。”との声がしてきた。何度も何度も。“これ以上、ど