エリザベス英女王は11日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開幕した英コーンウォールにある植物園に首脳らを招いて懇談した。チャールズ皇太子夫妻や孫のウィリアム王子夫妻も参加。新型コロナウイルス感染拡大や女王の夫フィリップ殿下死去の後、久々の王室外交となった。 女王を中心にG7首脳が記念撮影し、菅義偉首相は女王の後方の位置に立った。終了後は、フランスのマクロン大統領や最後のサミット参加となる見通しのドイツのメルケル首相らが女王を囲み、和やかな雰囲気で言葉を交わした。 植物園は環境保護をテーマにした巨大施設。サミットの重要テーマである気候変動問題に世論喚起を促す意図もあるとみられる。チャールズ皇太子は懇談でのあいさつで「気候変動と生物多様性の喪失は国境を越えた危機だ」と訴えた。(共同)
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