アラビア半島やアフリカなどの砂漠地帯に生息し、暑さには強いとされるヒトコブラクダ。そのラクダを飼育していた愛知・岡崎市の動物園でまさかの事態が起きました。 メスのヒトコブラクダのヒトミ(22)が死にました。死因は熱中症とみられているのです。 来園者 「ショックですよね」 暑さに強いはずのラクダが、なぜ…。 人間にすると約60歳というヒトミ。獣医師によると、先月末から食欲不振が続いた上、自分では立てない状態になっていました。 動物園は懸命に治療を続けていましたが、3日に息を引き取りました。死後、動物園が解剖して調べると、ある異変が見られたといいます。 岡崎市東公園動物園 獣医師 「体内の臓器などが熱にかかったときに出るような色だったりとか」 体内の温度が通常に比べて高かったことから、熱中症で死んだとみられるということです。 岡崎市東公園動物園 獣医師 「高齢であることと立てない、体力の低下が