インド・コルカタ(Kolkata)の動物園で、水道の蛇口から水を飲むカラス(2006年3月28日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/DESHAKALYAN CHOWDHURY 【10月10日 AFP】自作の道具を使って餌を取ることで知られるカレドニアガラス(Corvus moneduloides)は、どうやってこの芸当をやってのけるのか。その謎を解明したとする論文を、英バーミンガム大学(University of Birmingham)率いる生物学チームが9日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表した。 南太平洋にあるフランスの海外地域ニューカレドニア(New Caledonia)に生息するカレドニアガラスは、鳥類界のスターだ。くちばしで枝や葉から複雑な道具を作り出し、倒木の中や草木の隙間に潜む昆虫などの餌を釣り上げる特性を