関電社長「逆転勝訴で住民に賠償請求も」 弁護団が抗議 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定をめぐり、関電の八木誠社長が18日の記者会見で「上級審で逆転勝訴した場合、(申し立てた住民への)損害賠償請求は検討の対象になりうる」と発言し、仮処分を申し立てた住民側の弁護団などが22日、抗議文を送った。 八木社長は、会長を務める電気事業連合会の定例会見で、運転停止による損害は月100億円とし、住民への損害賠償請求について「一般論として検討対象になりうると思っているが、今決めているわけではない」と述べた。 抗議文は住民側弁護団と脱原発弁護団全国連絡会の連名で、八木社長の発言は「申立人への恫喝(どうかつ)で、断じて容認できない」と批判。「全国の原発に、新たに運転差し止めの仮処分が申し立てられるのを牽制(けんせい)する目的としか考えられない」として、発
オナガサイチョウのくちばしと、カスクと呼ばれる硬い突起の部分。インドネシアの森林管理官が密猟者から押収したものだ。(PHOTOGRAPH BY JEFTA IMAGES, BARCROFT MEDIA, GETTY IMAGES) オナガサイチョウは、東南アジアの熱帯林に生息する大きな鳥だ。甲高い声で鳴き、白黒2色の長い尾をもち、短く突き出たくちばしの上には「カスク」と呼ばれるヘルメットのような突起がある。硬い突起はケラチンという、動物の爪や毛、くちばしなどを構成するタンパク質でできている。 カスクは、オスのサイチョウが空中で互いの頭をぶつけ合って戦うときに使われる部位だ。だが、このカスクが原因で、サイチョウたちは苦しい状況に追い込まれている。オナガサイチョウの赤いカスクに彫刻を施して加工したものは「赤い象牙」と呼ばれて珍重されてきた。2011年頃、中国の新興富裕層の間でその需要が爆発的に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く