自動撮影カメラが捉えた、カンボジア東部モンドルキリ州の森林を歩くトラ(2007年11月29日撮影、2016年4月6日提供)。(c)AFP/WORLD WILDLIFE FUND 【4月6日 AFP】カンボジアの環境保護当局や団体が同国に野生のトラを再導入する大胆な行動計画に着手する中、環境保護活動家らは6日、同国のトラが「(種の存続が不可能であることを意味する)機能的絶滅」の状態であることを初めて認めた。 世界自然保護基金(WWF)は声明で「カンボジアには現在、トラが繁殖できるだけの個体数が残っていない。そのため機能的絶滅にあると判断される」と述べた。 WWFによると、カンボジアの森林にはかつて多くのインドシナトラが生息していたが、トラとその餌となる動物の両方の大量の密猟により、トラの個体数は激減した。2007年に同国東部モンドルキリ(Mondulkiri)州に設置された自動撮影カメラが捉
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