呆れて物が言えない。 目標は、95兆円に膨らんだ来年度予算の概算要求から3兆円規模の削減を生み出すことだ。仕分け対象は政府の全事業の約15%にあたる447事業だが、対象外でも類似の事業には今回の判断をあてはめる。 特筆したいのは、仕分け作業が全面的に公開されることだ。会場で傍聴できる人は限られるだろうが、インターネットで中継され、全国どこでも見ることができる。国民からの意見を受け付ける仕組みも検討しているという。 予算査定の生の現場が公開される。納税者としてこの機会を見逃す手はない。私たちの納めた税金がどのように使われようとしているのか、しっかり目をこらしていこう。民主主義の原点を確認する機会にもなる。 税収はたぶん35兆円。60兆円の赤字をどうするかという課題に3兆円に届かない削減の馬鹿騒ぎをやっていることが理解不能。しかも全体の15%。 しかも、素人をあつめて全国公開。なにが「民主主義