「小売店崩壊」に危機感 人手不足、感染リスクも―従業員、心身に負担・新型コロナ 2020年04月14日07時18分 スーパーで行列する買い物客とレジの従業員=3月27日、東京都練馬区 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の発令から、14日で1週間。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの小売店は社会インフラとして営業を続けている。人手不足による過重労働に加え、感染リスクにもさらされる従業員は、心身の負担に耐えながら勤務している。専門家は「このままでは小売店崩壊につながる。生活を支える従業員を守らないといけない」と訴える。 【図解】東京都の緊急事態宣言に伴う休業要請の考え方 全国スーパーマーケット協会によると、3月の休校措置以降、パートやアルバイトが減少。学童保育や保育所の閉鎖も追い打ちをかけ、求人しても集まらない状況だ。各店舗にはマスクや食品の品薄などで問い合わせや苦情が殺到し