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あとで読むと評論に関するtamaotのブックマーク (1)

  • トクヴィル 平等と不平等の理論家 - 池田信夫 blog

    トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』は、「だれでも知っているが、だれも読んだことがない」という意味での古典の一つだ。私も、3年前に講談社学術文庫版が出たとき読もうとしたが、訳がひどくて挫折した。特に引っかかったのは、そのテーマである「平等」の概念だ。当時(19世紀前半)の欧州から見るとアメリカは平等だったのかもしれないが、今のアメリカを見ると、それが平等な社会だというのは、まったくリアリティがない。 ・・・と思っていたのだが、書を読んで考えが変わった。日語で平等というと、所得を同じにするといった「結果の平等」を思い浮かべがちだが、トクヴィルのいうegaliteは、身分差別を撤廃するという「機会の平等」であり、「対等」とか「同等」と訳したほうがいい。この点、書もタイトルで損をしている。 トクヴィルがアメリカ旅行して印象づけられたのは、それが徹底して対等な個人の社会だということだ

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