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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kurokuragawa (5)

  • 「判決が不当とは思わない」のに控訴? - 玄倉川の岸辺

    懲戒請求煽りだけでも弁護士として恥さらしなのに、意味不明の控訴をしたらまさに恥の上塗りだ。 せっかく "good loser"になれる機会を得たのに、無意味な訴訟を続けるのは愚かである。 asahi.com(朝日新聞社):橋下知事「判決が不当とは思わないが…」控訴の意向 山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下徹・大阪府知事が知事就任前の07年5月、テレビで繰り広げた発言で2日、知事敗訴の判決が出た。 橋下知事は「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」と述べ、控訴の意向を示した。 広島地裁の判決文については共同通信が詳しく伝えている。 弁護団懲戒請求の判決要旨 光市

    「判決が不当とは思わない」のに控訴? - 玄倉川の岸辺
  • 裸の死神 - 玄倉川の岸辺

    こんな寓話を思いついた。 とある王国に大昔から貴重な宝物が伝えられているという。 それは「馬鹿には見えない服」。 王様は年に一度「見えない服」を着てパレードするのが決まりだ。 今年も華々しくパレードが行われた。 歓呼する群集。 「王様ばんざい!」 「なんとすばらしい服だろう!」 王国の住人はみんな賢いのでちゃんと服が見える。 別に王様に媚びへつらっているのではなく、間違いなく「見えている」のだ。 ところが世の中には愚か者がいる。馬鹿な子供が「王様は裸だ!」と叫んだ。 もちろんこれは悪質な誹謗であり中傷に決まっている。 国民に支持される立派な王様が裸でパレードなどするはずがない。 「馬鹿には見えない服」が見えない奴は馬鹿である。 馬鹿は馬鹿にされて当然だ。いや、王様を中傷したのだから石をぶつけてやるべきだ。 馬鹿な子供は賢い人たちから石を投げられ、青アザだらけになって寝込む羽目になった。 こ

    裸の死神 - 玄倉川の岸辺
  • 代理出産=「寄生出産」 - 玄倉川の岸辺

    格闘家とタレント夫婦の訴訟報道をきっかけに、いわゆる「代理出産」への認知が広がっている。いや、私自身も最高裁判決の前にはほとんど関心を持っていなかった。だが、彼女たちがまるで悲劇の主人公のように自己陶酔した表情で話しているのを見て「これはおかしいぞ」と思い、いろいろと調べていくうちに「代理出産」には到底見逃すことのできない重大な問題が山積してことに気付かされた。 「産む機械」を肯定する世論 「代理母」報道の偽善、あるいは認知の歪み グロテスクな未来 だが、なぜかマスコミは「代理出産」の暗い面を伝えようとせず、(認める方向で)「法律を整備せよ」という声ばかり聞こえてくる。それに影響されたのか、あるいは逆にマスコミが遠慮したのか、世間の反応もおおむね「代理出産」に好意的なようだ。(代理出産(代理母)による法律関係~NHK世論調査「「認めるべきだ」が56%) これはおかしい。 政治家が人口統計を

    代理出産=「寄生出産」 - 玄倉川の岸辺
  • 死神の仕事 - 玄倉川の岸辺

    鳩山法務大臣が朝日新聞のコラムで「死に神」呼ばわりされて激怒したそうだ。 朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」 - MSN産経ニュース 今月17日に宮崎勤死刑囚(45)ら3人の死刑執行を指示した鳩山邦夫法相を、朝日新聞が18日付夕刊で「死に神」と報道したことについて、鳩山法相は20日の閣議後会見で、「(死刑囚は)犯した犯罪、法の規定によって執行された。死に神に連れていかれたというのは違うと思う。(記事は)執行された方に対する侮辱だと思う」と強く抗議した。 「死に神」と鳩山法相を表現したのは、18日付朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」。約3年の中断を経て死刑執行が再開された平成5年以降の法相の中で、鳩山法相が最も多い13人の死刑執行を行ったことに触れ、「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」とした。 会見で、鳩山法相は「私を死に神と表現することがどれ

    死神の仕事 - 玄倉川の岸辺
  • 「凶悪犯を射殺しろ!」 - 玄倉川の岸辺

    「据物撃ちなら誰でもできる」の続き。 gooやYahoo!で「秋葉原 射殺」をキーワードにブログ検索すると何十件もヒットする。 (例 1・2・3・4・5・6・7[コメント欄に批判あり]) どれも判で押したように同じ主張だ。 「秋葉原事件のような凶悪犯は射殺せよ!」 「犯人射殺はアメリカでは当たり前のことだ!」 ああ、バカバカしい!!! 何も知らず考えない人ほど威勢のいいことを言う。人は正論のつもりだろうが恥をさらしているだけである。 前の記事で取り上げた「発砲を期待する」意見のほうがよほどマシだ。あちらは「気持は分かるが認識が甘い」と指摘すればすむが、「射殺煽り」は悪質なトンデモである。 あらかじめ断っておくが、おそらく射殺論者が目の敵にしているだろう左翼人権論(犯人にも生きる権利が~)による批判をするつもりはない。人権を持ち出す以前の認識からして射殺煽りはどうしようもないのだ。 ■ 「

    「凶悪犯を射殺しろ!」 - 玄倉川の岸辺
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