2008年05月19日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Medicine 直すか居直るか - 書評 - がん治療の常識・非常識 講談社ブルーバックス編集部高月様より献本御礼。 がん治療の常識・非常識 田中秀一 「死因不明社会」の書評を見て献本くださったとのことだが、こちらは死因は明瞭になっている分、治療はそうでないというものを扱った一冊である。 本書「がん治療の常識・非常識」は、読売新聞の医療情報部次長である著者が、現在の日本におけるがん治療の現状と問題点を一冊にまとめたもの。 目次 - がん治療の常識・非常識 患者にとっての最良の選択とは? 田中秀一 講談社 第1章 がんは本当に治るようになったのか? 第2章 抗がん剤治療は有効か? 第3章 がん手術の落とし穴 第4章 軽視されてきた放射線治療 第5章 免疫療法と代替療法はほとんど効果なし 第6章 知られざるがん検診のデメリット 第7章