インタビューに応じた山崎貴監督[映画.com ニュース] 岡田准一主演、山崎貴監督のメガホンで、2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹氏のベストセラーを映画化した「海賊とよばれた男」(講談社文庫)が、12月10日から封切られる。ふたりは、興行収入87億6000万円を記録した「永遠の0」に続くタッグ。山崎監督が、主演に岡田を起用した理由を熱く説いた。 今作は、出光興産創業者・出光佐三氏をモデルにしたといわれる主人公の国岡鐡造が、明治・大正・昭和という激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興して国岡商店を創業し、やがて石油事業を通じて戦後の日本国民に大きな勇気と希望を与えていく姿を描く一台抒情詩だ。 山崎監督は岡田起用について、「無茶ぶり」という言葉をキーワードに挙げる。「僕が技術者だった頃、監督たちから無茶ぶりされるのが好きだったんですよ。『こいつならやれるかもしれない』って期待さ