東京・大久保といえば、誰もがコリアタウンを思い浮かべる。だが、ここには韓国人以外のアジア人も数多く住む。中でも最近急速に増えているのがネパール人だ。新宿区に住むネパール人は1100人。このうち約500人が大久保周辺に住んでいる。飲食店、食材店をはじめとする様々なビジネスを展開、同国人向けに新聞も発行している。ネパール人学校の創設にも動き出した。コミュニティーが大きくなり、日本に住む子弟の教育を充実させる必要が高まったためだ。 ネパール語新聞の1面トップは東電OL殺害事件の再審決定 JR新大久保駅から徒歩4分。大久保通りから北側に伸びる小さな通りにネパール語新聞「ネパリ・サマチャー」の編集室がある。6月25日に訪れると、老朽化した住宅の1階の部屋でブパール・マン・シュレスタさん(38歳)が机上のパソコンに向かっていた。同紙は隔週刊。6月16日発行の最新号を見せてもらった。 1面トップの記事は
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